愛すべきWARUGAKI 7人組アーティストBlock B。4月に行われた韓国での初の単独コンサートの熱気をそのままに、5月9日(月)、10日(火)東京・国際フォーラムAにて「Block B 2016 Live ‘BLOCKBUSTER IN JAPAN’」が開催された。
1年11か月ぶりとなる新アルバム「Blooming Period」で韓国カムバックを果たしたBlock B。10日公演のオープニングはリードアルバムの新曲「A Few Years Later」からスタート。続く「NICE DAY」、「HER(Japanese version)」、「Mental Breaker」、「ACTION」とBlock Bらしいビートの効いた楽曲で観客の熱気はスタートから最高潮に。
古代エジプトを彷彿させるような演出で「HALO」を披露するなど、古代から現代、未来まで歴史の流れをたどるような映像やセットをバックに、時代の特徴を思い起こさせるようなステージを繰り広げたBlock B。「VERY GOOD(Japanese version)」でジコが「TOKYO!叫べ!」と煽ると、ファンの興奮は巨大なうねりとなって会場を揺らした。
「Do you wanna be!Block B!こんばんは、Block Bです!」と7人が声を揃え、ユグォンは「皆さん、お久しぶりです!」とあいさつ。パクキョンが「久しぶりに叫んでみましょう!BBC(Block Bのファンのこと)叫べ〜!」と煽ると、ファンも「イェーイ!」と大歓声で応じ、客席とのコール&レスポンスもバッチリ。テイルは「皆さんにいい思い出になるようなステージにしたいと思います!」と意気込みを見せ、ジコも「Block Bが久しぶりに韓国で新曲を出して大きな愛をもらいました。日本のBBCたちもたくさん応援してくれたと聞きました。いつもありがとう!」と感謝を伝えた。
メンバー7人がそれぞれの個性が引き立つユニットやソロのステージでもファンを沸かせた。パクキョンとジェヒョの「普通の恋愛」では、ジェヒョが可愛らしいワンピース姿に女装して登場。軽やかな曲調に合わせた二人のコミカルなパフォーマンスでファンを沸かせ、最後にパクキョンの頬にジェヒョがキスをすると、絶叫にも似た悲鳴があちこちから上がった。
ジコのソロ、「君は僕 僕は君」ではカリスマ溢れるジコの多彩な音楽性が感じられる1曲にファンはペンライトを揺らし、ユグォン、ビボム、P.Oのユニット、BASTARZの「Charlie Chaplin」、「NOBODY BUT YOU」、「Sue Me」、「品行ZERO(Japanese version)」で会場はさらに熱狂の渦に。続くテイルの歌唱力が引き立つソロ曲「愛だった」では、彼の伸びやかな歌声にファンは静かに耳を傾けた。
そしてこれまでのBlock Bのやんちゃなイメージを脱ぎ捨てたメロウな雰囲気まとう新曲「Toy」では、感性的なラップと穏やかな歌声でBlock Bの存在感と音楽性の幅広さを見せつけ、パクキョンの自作曲「Walkin’ In The Rain」では黄色い傘を片手にゆったりとしたパフォーマンスでファンを魅了。6月15日(水)に早くも日本4枚目となるシングルとしてリリースされる「Toy」について「日本語バージョンも期待してください!」とユグォン。ジコも「たくさんの方が良い曲だと言ってくれてうれしいです」と述べた。
ライブ終盤は再びBlock Bらしさ全開。「JACKPOT(Japanese version)」、「Tell Them」では銀テープも飛び出すと、熱狂の加速度はさらに増し、楽しい時間はあっという間に過ぎていく。P.O「皆さんに本当に、本当に感謝しています。皆さんと一緒に過ごしたこの時間を忘れません!」、テイル「日本のファンと音楽で共感できてうれしいです。これからも新しい曲でどんどん会えるように頑張ります」、ユグォン「これからもずっといい音楽で一緒にいきたいと思いますので応援よろしくお願いします。そして僕が主演した映画『Qちゃん』が6月25日に公開されます。ぜひ観て感想を僕のインスタグラムにください(笑)」、ジェヒョ「今日も最高です!皆さんからもらっている愛はこれから活動して返します!」、ビボム「今日も僕たちと一緒に楽しい時間を過ごしてくれてありがとうございます」、パクキョン「コンサートの回数を重ねる度に皆さんの応援の熱気が熱くて溶けちゃいそうです。これからも頑張ります」と、それぞれ最後のあいさつでファンに感謝の言葉を届けた。
ライブの終わりを惜しむファンに「残念がらなくてもいいニュースがあります!」とジコ。「夏休みにBlock Bと楽しい思い出を作れるようにスペシャルなサマーライブを開催します!7月8月、東京、大阪、名古屋でツアーがあります!期待してくださいね」とうれしい発表も。
そして「準備はいいですか!それでは最後に盛り上がりましょう!」とユグォンのかけ声で「NILLILI MAMBO」。カリスマ溢れるパフォーマンスは「NalinA」、「VERY GOOD(ROUGH version)」へと続き、熱狂の中で本編を締めくくった。
最後は幼い頃からの歴史を辿るようにメンバーの写真がスクリーンに映し出され、アンコール曲は「Movie’s Over(Japanese version)」。ファンに手を振りタオルを投げるなどして来場への感謝を示し、全25曲、約2時間半のステージは幕を閉じた。夏に向けて加速するBlock Bの日本活動から目が離せない。
取材:Korepo(KOREAREPORT INC)
Block B JAPAN OFFICIAL SITE http://www.block-b.jp/