保守団体、YG所属ユ・ビョンジェを名誉棄損で告訴… YG側「立場を明かすことはできない」

保守団体、YG所属ユ・ビョンジェを名誉棄損で告訴… YG側「立場を明かすことはできない」

韓国の保守団体「大韓民国父母(オボイ) 連合」がYGエンターテインメント所属のコメディアン、ユ・ビョンジェを名誉棄損容疑で告訴した中、所属事務所側は慎重な立場をみせた。

YGエンターテインメント側は去る11日、「『父母(オボイ) 連合』による告訴の件について、いかなる立場も明かすことはできない」とし、明確なコメントは控えた。

これを前に、ユ・ビョンジェは自身のソーシャルメディアに「ありがとう、オボイ(両親を意味する韓国語)」というタイトルで、約1分の動画を公開し、話題を集めた。

該当映像は、公益広告協議会のCM「親孝行は言葉一言」をパロディ化したもの。「父母(オボイ) 連合」会員に扮したユ・ビョンジェの父親役が2万ウォン(約2000円)を受け取ってデモに参加するシーンが収められている。

この映像を見た「父母(オボイ) 連合」は、「ユ・ビョンジェが連合を嘲笑し、父母の日(両親に感謝する日)を前にして連合会員らに侮蔑感を抱かせた」とし、ユ・ビョンジェを名誉棄損容疑でソウル西部地方検察庁に告訴した。

一方、「父母(オボイ) 連合」側の告訴にも関わらず、該当映像は削除されていない。むしろ、再生回数は増え続けており、12日午前9時30分基準で、YouTubeの視聴回数は50万回を越えるなど、注目を浴びている。

WOW!korea提供

2016.05.12