俳優チソン、CNBLUEミンヒョクらが出演するSBSの水木ドラマ「タンタラ」が、成長ストーリーとミステリー、俳優たちの好演で視聴率が上昇し始めている。
最近放送中の「タンタラ」には、また下積みから始めるチソン(シン・ソクホ役)、バイトを4つもかけ持ちするつらい生活でもプラス思考のヘリ(チョン・クリン役)、濡れ衣で前科者になったが歌に対する夢を放棄しないミンヒョク(チョ・ハヌル役)、ジュリアード音楽大学を飛び出したコンミョン(カイル役)、二十歳のシングルパパであるイ・テソン(ナ・ヨンス役)、マザコンのソウル大生のドラマーL.Joe(ソ・ジェフン役)などが登場する。まだ不完全なキャラクターたちは、音楽に対する情熱だけで集まって「タンタラ」バンドを完成するようになる。
彼らは、お互いを励ましあいながら険しい世の中にチャレンジする。ハヌルが痛みを克服して一段階成長する姿を見せたのをはじめとして過去を反省して懺悔の涙を流すソクホ、お互いをかばい合うバンドのメンバーは視聴者の心にヒーリングを与える。
チソンとミンヒョクの関係、ミンヒョクの濡れ衣事件の顛末、ヘリとミンヒョクの関係など興味深い要素もあちこちにある。ミンヒョクは、チソンが親しかった後輩の弟で、幼いころ3人はバンドを一緒にすると約束した仲だった。ヘリはミンヒョクの実の姉ではなかったが、実の姉以上にハヌルを愛している。ミンヒョクの濡れ衣事件の真犯人は、チソンが育てたアイドルグループであるジャクソンのメンバージヌ(アン・ヒョソプ)だった。
また、チソンとヘリ、ミンヒョクをはじめとしてチェ・ジョンアン、コンミョン、イ・テソンなどのキャラクターとの関係も興味深い。チソンとコンミョンがあれこれとぶつかったり、チソンにときめいたヘリ、恋人のような姉と弟のヘリとミンヒョクなど、様々な人間模様を見せている。