韓国伝統音楽「パンソリ」が脳裏に焼きつく韓国映画が続々と日本公開!『背徳の王宮』/『花、香る歌』/『王の運命 -歴史を変えた八日間-』

王の運命―歴史を変えた八日間―ポスタービジュアル_03

【韓国実力派俳優No.1】ソン・ガンホ ×【2015年大ヒット『ベテラン』出演】ユ・アイン
〝李朝最大の謎″最も悲劇的な八日間に隠された真実とは?

『王の運命―歴史を変えた八日間―』

李朝最大の謎とも言われ、18世紀の朝鮮王朝において王権争いが激化した時代を舞台に、王が王位継承者である実の息子を米びつの中に入れて餓死させたという衝撃の史実を描く、『王の運命―歴史を変えた八日間―』が6/4(土)よりシネマート新宿ほかにて全国順次公開されます。

実力派俳優ソン・ガンホと2015年最大のヒット作『ベテラン』で今、波に乗っている韓国人気No1俳優ユ・アインの最強タッグの共演が大きな話題を呼んだ本作で、重要なシーンで韓国の伝統音楽「パンソリ」が奏でられる。パンソリとは1人の歌い手とプク(太鼓)の奏者によって奏でられる物語性のある歌と打楽器の演奏で、ユネスコの無形文化遺産に登録されている。語るオペラとも言われており、本作でも登場人物の心情がパンソリによってより強く心に響いてくる。そんなパンソリが強い印象を残す韓国映画が他にも続々と日本公開される。

背徳の王宮

まずは3/19より公開中のチュ・ジフンが主演を務める朝鮮王朝時代に君臨した燕山君のもう一つの顔を描く華麗なる愛憎ドラマ『背徳の王宮』。王宮に渦巻く欲望の行方や、さまざまな人物の思惑がうごめく中で奏でられるパンソリの演奏は不気味にそして力強く響き渡る。

花、香る歌

そして4/23公開の『建築学概論』などのスジをヒロインに迎え、禁忌を破りパンソリの歌い手となった女性と、彼女を育てた師匠の数奇な運命を描く感動作『花、香る歌』。激動の時代を生きた実在の人物を題材に、パンソリが紡ぐ不思議な縁と市井の人々の喜怒哀楽を映し出す。

映画に彩りをもたらし、時に役者の心情を代弁し、観客の脳裏に焼きつくパンソリに注目して映画を楽しんでみてはいかがでしょうか。

2016.04.27