韓国検察が歌手イン・スニ脱税事件を棄却処分とした。検察は告発人が主張する内容だけでは容疑が認められないと判断した。
ソウル中央地検刑事4部は租税犯処罰法違反などの疑いで告発されたイン・スニの事件を棄却処分したと27日、明らかにした。
棄却処分は容疑が認められなかったり、捜査の必要性が認められない場合に下される。
先立って歌手チェ・ソンスの妻パク某氏は2005年6月から2007年11月まで、約40億ウォンを他人名義口座や現金で受け取るなどの方法で税金を支払っていなかったとして、ことし2月にイン・スニを検察に告発した。
一方、パク氏は2012年12月、ソウル・清潭洞(チョンダムドン)の高級マンションの事業資金名目で歌手イン・スニへ23億ウォン(約2億2300万円)を借りて返済していない容疑で起訴され、懲役3年に執行猶予4年を言い渡された。
また昨年11月には知人から投資金名目で13億ウォンを借りた後、これを返済していない容疑で再度起訴された。
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