韓国俳優ペ・ヨンジュン(43)が紛争中だった高麗人参・紅参製品の製造・販売会社役員から侮辱を受けたとして提起した訴訟で、一部勝訴した。
ソウル中央地裁民事205単独パク・ウォンギュ部長判事は24日、俳優ペ・ヨンジュンがA社代表イ某氏、社内理事キム某氏2人を相手に出した5000万ウォン(約480万円)相当の損害賠償請求訴訟で「イ氏とキム氏はペ・ヨンジュンに共同で3000万ウォン(約290万円)を賠償しなさい」とする原告一部勝訴の判決を下した。
俳優ペ・ヨンジュンはイ氏とキム氏がソウル江南(カンナム)に位置するマンションの前や裁判所前で「カネに狂ったペ・ヨンジュン」などの文句が書かれたプラカードを掲げスローガンを叫び自身を侮辱したとして、昨年5月に2人を相手に訴訟を提起した。
イ氏とキム氏が運営していたA社は当時、ペ・ヨンジュンと法的紛争中だった。A社はペ・ヨンジュンが運営していた会社の商標を付けた高麗人参・紅参製品を日本に輸出することで契約を締結した。しかし、問題が生じて日本に商品を販売できなくなるとすぐにペ・ヨンジュンを相手に何度も訴訟を起こした。
パク・ウォンギュ部長判事は「ペ・ヨンジュンが大衆によく知られた芸能人である点を悪用し、私的な紛争に大衆を巻き込み、裁判所に影響力を行使して有利になるよう悪意的な意図があった」と説明した。
WOW!korea提供