ドラマ「テバク」のチャン・グンソクとヨ・ジングが、波乱万丈な兄弟の運命を描いている。
最近放送中のSBSの月火ドラマ「テバク」では、テギル(チャン・グンソク)とヨニングン(ヨ・ジング)兄弟の過去が、ストーリーにいっそう緊張感を与えている。
6ヶ月で生まれたテギルは、スグォン(ユン・ジンソ)から生まれたが、宮中から放り出された。スグォンは、テギルが殺されるかも知れないと考えてテギルを自分の前夫である(イ・ムンシクの方)に送った。テギルの命を狙う者は多かった。肅宗(スクチョン:チェ・ミンス)は、自分の息子かも知れないが同時に疑惑も消し去ることが出来ないテギルを殺そうとした。イ・インジャ(チョン・グァンリョル)は、テギルを自分の手に入れようとした。そのためテギルは、赤ん坊の時から何度も矢を受けたが、奇蹟的に生き返った。
テギルを育てた父親のペク・マングムは、イ・インジャが放った矢を受けて死んだ。自分の子だという確信はないが、切ない父性でテギルを育てて来たペク・マングムの死は、テギルをいっそう悽絶な運命に追いこんだ。
ヨニングンは、スグォンがテギルを生んだ後で出産した息子だ。肅宗(スクチョン)の息子だが、スグォンの出身が卑しいということで玉座を受け継ぐ王世子は別にいた。彼は朝鮮最高のならず者と呼ばれるほどに放蕩生活をするが、時にはぎらぎらと光るような目つきしたりする。悲しい運命の王子ヨニングンが、今後どのように変化していくのかも興味深い。