ガインの新曲はまた19禁?  「女性の妙な心理を込めた楽曲」

ガインの新曲はまた19禁?  「女性の妙な心理を込めた楽曲」

ガールズグループ「Brown Eyed Girls」のガインが1年4か月ぶりに発表した3枚目のソロアルバム「Truth or Dare」は、発表前から強烈な印象を与えていた。

先行公開された収録曲「Fxxk U」でガイン(Brown Eyed Girls)は、放送では使えないような表現を交えた歌詞を繰り返し、ミュージックビデオ(MV)では俳優チュ・ジフンと危うい男女の恋愛を演じたのだ。前回のアルバムでは、セクシーなイメージで勝負したが、今回は一層挑発的であり、「彼女の覚悟は何なのか」を見せつけている。

先ごろソウル市内でインタビューに応じたガインは「また19禁か(19歳以下の視聴を制限)と問われそうですが、今回は命をかけています」と話し、豪快に笑った。ブラックのアイライナーがトレードマークの目から自信がにじみ出ていた。

「昨年はソロアルバムを出せず、もう歳も歳ですから、命をかける時です(笑)。アルバム作業をしながら1から10まで神経を使ってみたら、思っていたよりナーバスになりましたし、それくらい一生懸命にやり遂げました」

特に、力を入れたのは音楽だ。彼女は、収録曲を制作する度に話し手のキャラクターを決めストーリーを加えながら、それなりの戦略を練ってアルバムを完成させた。

あまりに愛しすぎて不安だ、という気持ちを込めた「Fxxk U」をはじめアルバムには”普通の女”の様々な心理を共通分母として位置付けた。収録曲のタイトルに「真実あるいは大胆」、「ブラック&ホワイト」など対照的な単語が使われたのもこのためだ。ガインは「曲ごとに、それぞれの魅力をもった女性たちが登場する」と説明している。

タイトル曲「真実あるいは大胆」は、芸能人だけではなく誰にでも”毒”となり得るうわさをテーマにした。1991年、マドンナが主演を演じたドキュメンタリー形式の映画「真実あるいは大胆」からタイトルのモチーフを得たのだという。

ガインは「第三者のうわさと真実の間で、どれが真実なのかわからない」とし「曲の話し手は、うわさを耳にしても気にしないクールな性格の女性」と説明した。

実際の彼女とは”同じ部分”と”異なる部分”がある。

「芸能界で生活をして8年が過ぎましたが、幸いなことに私に関する明確なデマはなかったようです。また、私のイメージが”どう見られるだろう”と心配するような性格ではないので、芸能人という職業には合っていると思います。でも、一時期は誹謗中傷の書き込みを見て、気を使ったこともあります。クールな振りをしていましたが、インターネットで私の名前が話題に上ると、すぐにどんな話題なのかを検索していました」。

イ・ヒョリやパク・チニョンが作曲家として参加したことで、アルバムはより一層興味深いものとなった。彼らは、どこへ飛ぶかわからないガインの独特なイメージとマッチする曲を贈った。

イ・ヒョリが作曲した「ブラック&ホワイト」には、女性の内面に存在する2つの顔を込めた。ガインは「ヒョリ先輩とは共通の知り合いがいなかったのですが、プロデューサーの義理で曲をいただくことができました」とし「テレビでよく見ていた方と一緒にスタジオでレコーディングしたので、最初は集中できずに緊張しました」と笑顔を見せた。

一方、パク・チニョンからはバラード曲「Q&A」を提供されたガイン。歌詞には、別れた男女の対話が込められている。過去、MBCバラエティ番組「私たち結婚しました」で仮想夫婦として出演した「2AM」チョ・グォンと共に歌った。

先ごろ公開された映画「朝鮮美女三銃士」に出演したガインは「共演したハ・ジウォン先輩に”ひと目ぼれ”しました」と語った。

「『私の愛、私のそばに』の撮影でご一緒したときから、ハ・ジウォン先輩の”虜”になりました。今回の映画は、アルバム活動もあったため出演を悩んだのですが、ハ・ジウォン先輩が主演だと聞き、出演を決めたんです。先輩は人として魅力的なので、多くのことを学んでいます。憧れの方と一緒に演じられることで、無意識のうちにまねしながら学ぶことができました」。

2014.02.07