その最たるものが、文章の語順がまったく同じということです。これは非常に重要なことです。
英語や中国語は「主語+述語+目的語」という語順ですが、ハングルは、主語が最初で一番最後に述語がくる、という意味で語順が日本語と同じです。
しかも、助詞を使う点も完全に共通しており、日本語をハングルにするときは、順番通りに訳していけばいいのです。これなら、頭の中で整理しやすいでしょう。
ハングルは日本語と言葉の流れが同じですから、頭の中で妙に戸惑うこともありません。こうした重要な同一性があると本当に助かります。
英語と中国語 → 語順は「主語+述語+目的語」 → 日本語と語順が違う
ハングル → 語順は「主語+目的語+述語」 → 日本語と語順が同じ
次回からは、本格的な「ヒボン式」に入る前に、母音や子音の存在などハングルの基礎を勉強していきます。
(文=康熙奉)
提供:ロコレ
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