「インタビュー①」スホ(EXO)「僕の二十歳、楽しく希望にあふれていた」

<インタビューその1>スホ(EXO)「僕の二十歳、楽しく希望にあふれていた」

キラキラと輝く二十歳は誰にでも美しい年齢だ。ある人はすでに過ぎてしまい、ある人には現在進行形であり、またある人にはこれから迎える“二十歳”は、不完全な成人として社会に第一歩を踏み出す。その過程で一生忘れられない試練と痛みを経験しながら、どんなことにも何もなかったように接することができる大人に成長していく。

人気グループ「EXO」メンバーのスホは、自身の“二十歳”を「神がくれたチャンスだった」と振り返った。数え年で26歳になる彼は、ことしスクリーンに挑戦状をたたきつけ、映画俳優として芸能生活の第2幕をスタートさせた。

スホはインタビューで「二十歳の時、大学に入学すること自体が幸せに思っていた。人生で何かを初めて一人で成し遂げたという感じた瞬間だった」と思い出した。

スホは、韓国芸術総合学校演劇院の出身である。

「大学に入学したことが、すごいことではないですが、何か一つを成し遂げたという思いで“神がくださった賞”だと感じました。高3の時にデビューの準備をしていて足をケガしたことがあります。その時はダンスができずに歌ばかり歌って、静かな演技をしていたら、性格も少し暗くなりました。そうしているうちに少し欝になっていたんだと思います。そして入学通知を受け取り、神が下さった一筋の光のように感じたんです。」

スホは大学に入学後、昼は授業を受けて夜は事務所で練習をするという忙しい日々を過ごしたという。しかしスホは「だけどとても楽しく希望に満ちていました。入試も突破したので、他のこともうまくできると肯定的に希望を抱いていました。努力は裏切らないと思っていたんです。それ以降、自分自身を信じて何でもできました」と明かした。

世の中に一歩踏み出した二十歳の青年の成長期を描いた映画「グローリーデー」でスホは、軍入隊を控えたサンウを演じている。カリスマ性あふれるステージでの姿を思い出せないほど落ち着いた面もちが強調された。

「グローリーデー」は海兵隊入隊を控えたサンウ(スホ)のために浦項(ポハン)を旅するジゴン(リュ・ジュンヨル)、ヨンビ(ジス)、ドゥマン(キム・ヒチャン)が、危険な目に遭った女性を助けようとして巻き込まれ、事件の主犯になってしまう。真実より事実を重要視する大人に失望しながら、彼らの気持ちも次第に無気力に揺れてしまう。真実を見つけるために奮闘する4人組の姿が切なさを増す。

スホは「僕は青春ものをやってみたかったんです。中学校の時に映画『マルチュク青春通り』を楽しく見て、最近は『Bleak Night』を見て感銘を受けました。そういった青春ものをやってみたかったんですよ」とし、「ラブコメもいいですが、メッセージを伝えるこの映画を見てから、人が少しでも悩めるような作品だと思いました。これからもそういった作品を撮っていけたら、それ以上の望みはありません」と語った。

WOW!korea提供

2016.04.10