スホは「EXO」のいわゆる“ビジュアル担当”として、インタビューで恥ずかしがる年下メンバーたちのために現場の雰囲気を高めたりするグループ内のムードメーカーとして知られている。ソロの活動をする時にはアイドルらしい真面目なコメントにギャグまで飛び出す。
今回のインタビューでは、そんなスホの真面目さがよくわかった。ステージの上では一糸乱れぬ“カル群舞”でカリスマ性にあふれた姿を見せているが、この日は26歳の青年キム・ジュンミョンとして人生について語った。
スホは「僕にはプライベートはありません。酒は1年に5回ほど飲んで、運動は2日に1回ずつ必ずします。炭水化物もほとんど摂取しません」と明かした。
そんなに管理をしていたら性格が過敏にならないかと聞くと、「東京ドームでの公演をする時に上着を脱がなければならなかったんです。だから2日間、水を飲まなかったんですけど、その時も特に過敏にはなりませんでした」とし、「習慣になったので、極限の状況に置かれても、そこまで過敏にはなりません。気分が良くない時にお菓子を食べたり、チョコレートでストレスを解消したりしています」と言って笑みを浮かべた。
スホはグループのリーダーであり、ムードメーカーとしてもっぱらの評判である。兄貴として年下のメンバーが疲れた時には鼓舞することもあるが、常に思いもよらない突拍子もない冗談を言って笑わせる。
そんなスホは、今回の映画で年上の俳優リュ・ジュンヨルと出会って楽だったかと聞くと、「ジュンヨル兄さんは後ろでしっかり見ていてくださった。後ろに寄りかかれる兄さんでした。だけどジュンヨル兄さんは僕に『お前がリーダーだろ。ここでもお前がリーダーになれ』と冗談半分で言ったんですよ。初めはリーダーではないから、プレッシャーなく過ごしていたんですが、撮影中にジスがしゃべりに合宿所に来たりもしました。人生について話したり…異性に対する話もありましたね(笑)」と恥ずかしそうに笑った。
「己を知れ」という座右の銘をもつスホは「僕が演技を少し遅く始めると思ったんですが、映画に出ることになりました。ゆっくりと長く続けられる演技者になりたいです」と意思を見せた。
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