「コラム」超新星ソンモが木曜日に入隊する特別な理由

DSC_0023超新星では、ゴニルに続いてソンモも入隊が決定した。彼は、4月28日に韓国中部の論山(ノンサン)にある陸軍訓練所に入ることになった。気になるのは、ソンモの入隊日が木曜日(4月28日)であることだ。その曜日にはどんな意味があるのだろうか。

 

5週間課程なら入所式は月曜日
最初に、新兵訓練の概略を見ていこう。

新兵訓練の期間には4週間課程と5週間課程があり、一般兵士となる新兵はみんな5週間課程である。

その5週間課程を受ける新兵の入所式は月曜日の午後に行なわれる。

該当する新兵たちは、午後1時半まで入所することが義務づけられている。練兵場に集まった新兵たちは予行練習を経て、午後2時からの入所式に臨む。

この入所式は新兵たちの家族や友人も観覧することができる。練兵場の横のスタンドでは、わが息子を心配そうに見守る両親が大勢集まっている。

入所式が終わると、そのまま新兵たちは訓練所の建物の中に入っていく。それを家族が涙を流しながら見送るのである。

そうした光景が毎週月曜日の午後に見られる。

一方、4週間課程の新兵たちの場合、入所式は木曜日の午後に行なわれる。入所式の式次第は5週間課程の新兵たちと変わらない。

なお、ソンモが木曜日(4月28日)に入隊するということは、通常の例でいうと、4週間課程であることが予想される。

新兵訓練には4週間課程と5週間課程がある(写真/韓国陸軍公式サイトより)

新兵訓練には4週間課程と5週間課程がある(写真/韓国陸軍公式サイトより)

チャンミンやシウォンの例もある
4週間課程の人は、社会服務要員や義務警察官・義務消防官になる場合がほとんどだ。そうなると、ソンモも新兵訓練のあとには軍務代替制度で社会服務要員や義務警察官になる可能性もある。

参考例として、チャンミン(東方神起)とシウォン(SUPER JUNIOR)の場合を見てみよう。

2人は昨年の11月19日に同時に入隊した。場所は論山の陸軍訓練所だったが、彼らの新兵訓練は4週間課程で、修了後に義務警察に移っていった。

チャンミンとシウォンが入所式を行なった2015年11月19日は木曜日だった。それは、「4週間課程の入所式は木曜日の午後」という決められた予定どおりだったのである。

こうなると、木曜日に入所式を行なうソンモの場合も、4週間課程を経て社会服務要員や義務警察官になるケースも想定される。

もちろん、例外もある。よって、断言はできない。そのあたりのことは、新兵訓練のあとに明確になるだろう。

いずれにしても、4月末からの入隊なら、気候的には一番いい。新兵訓練は厳しいが、他の時期に比べると、少しはしのぎやすいだろう。

(文=康 熙奉〔カン ヒボン〕)

コラム提供:ロコレ
http://syukakusha.com/

2016.04.07