日本語の知識を活用してハングルを覚える!
日本語とハングルは共通点がとても多いです。象徴的なのは、多くの漢字の読み方が似ているということ。こうした共通点を生かせば生かすほど、ハングルはみるみる上達していきます。「ヒボン式かんたんハングル」とは、「日本語の知識を活用してハングルを覚える」ということです。
この連載では、康熙奉著作「ヒボン式かんたんハングル」からピックアップした驚きのハングル習得法をご紹介します。
では、実際に日本語とハングルの共通点を見てみましょう。
1.漢字1文字の比較
漢字を読んでみると、なんとまったく同じ!
最初に5個の漢字を例に出してみます。
無 未 都 古 詩
おなじみの漢字ばかりです。
それでは、順に読んでみましょう。
ム ミ ト コ シ
このような読み方になります。
でも、私は日本語で読んだわけではありません。
実は今、ハングルで読んだのです。それなのに、日本語で読んだのと同じ結果になりました。不思議ですね。
それは、何を物語っているでしょうか。
先に紹介した4個の漢字は、日本語もハングルも読み方がまったく一緒でした。
さらに、4つの漢字を出してみましょう。
句 加 気 機 魔
これをハングルで読むと次のようになります。
ク カ キ キ マ
こちらも、日本語とハングルの読み方が一緒です。「機」や「魔」のように、画数が多い文字も読み方がまったく同じなのです。
こういう例はいくらでもあります。
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