韓国俳優ペ・ヨンジュン(43)が、紅参製品の製造、販売業者と法廷紛争を繰り広げている問題で、再び勝訴した。
ソウル中央地裁は、A株式会社がB株式会社とB社代表チョン某氏、ペ・ヨンジュンを相手に起こした3億ウォン(約3000万円)の不当利得返還請求訴訟で、原告敗訴の判決を下したと去る2日、明らかにした。ペ・ヨンジュンが大株主となっている外食フランチャイズ業社だ。
A社は去る2009年、B社の商標を付けた紅参製品を日本へ輸出しようとし、ペ・ヨンジュンと契約を結んだ。ペ・ヨンジュンは、年間売上100億ウォン(約10億円)を約束し、A社は商標を使用する代わりに、15億ウォンなど計50億ウォンを支払うよう約定した。
しかし、商品販売の過程で問題が発生し、A社は日本で商品を販売できなくなり、約束した50億ウォンの内、23億ウォン以外の残る金額を支払うことができなかった。
これに対し、A社は「ペ・ヨンジュンが日本で商品出願を2011年になって(ようやく)おこない、契約当時、商標権者ではなかったにも関わらずだまし、契約を締結した」として23億ウォンの内、3億ウォンを返すよう訴訟を起こした。
同件について裁判所は「A社は商標権保有の有無よりも、B社ブランド価値を高く評価して契約を締結したもの」とし、ペ・ヨンジュンがA社をだましたわけではない、との判断を下した。
WOW!korea提供