映画「ミス・コンダクト」がイ・ビョンホンとアル・パチーノの撮影ビハインドストーリー、およびスチールを公開した。
20日に公開されたスチールカットには、同作の撮影後、肩を組み、握手を交わすイ・ビョンホンとアル・パチーノの姿が収められている。
同作は以前、イ・ビョンホンとアル・パチーノがエレベーターの中で会話を交わすシーンを公開し、映画への期待を高めていた。今回公開されたビハインドカットは、そのエレベーターのシーンを撮影した後の姿で、2人は明るい笑顔を浮かべ、和気あいあいとした雰囲気を漂わせている。
何よりも、イ・ビョンホンはあるインタビューで、撮影中アル・パチーノとのビハインドストーリーを公開し、注目を集めた。イ・ビョンホンによると、初撮影からアル・パチーノと一緒に演技をするシーンだったので、プレッシャーが大きかったという。
イ・ビョンホンは「セリフを数百回以上覚えたのに、カメラの前に立った瞬間、すっかり忘れてしまった。パニックとなり途中で止まってしまったら、アル・パチーノが“大丈夫だ。そのまま続けて。もう一度やりなさい”と言った」と話し、初撮影を無事に終えることができたエピソードを公開した。
また、「アル・パチーノと演技をしたことが一番良かった。この映画に出演したいと思った理由の一つだった」と伝え、アル・パチーノと共演した感想を明かした。
「ミス・コンダクト」は、財閥企業を相手にした訴訟の情報提供者が謎の死を遂げ、訴訟をめぐって4人の男の取り引きの裏に隠された事件の真実が明かされる犯罪スリラー。アル・パチーノは復讐のため、戦いを始める大手ローファームのCEOチャールズ役、イ・ビョンホンは依頼を受け、事件の真実を追うヒットマン(暗殺者)役として出演した。30日公開。