映画「ドンジュ」が口コミで広がり、累計観客数100万人を突破した。
名前も言語も夢も許されなかった1945年、生涯の友人ありライバルだった詩人ユン・ドンジュと、独立運動家ソン・モンギュの輝く青春を描く「ドンジュ」は13日、101万3405人(映画振興委員会映画館統合ネットワーク基準)を突破し、じわじわと関心を集めている。
同作は、公開初週、そうそうたる大作の中で、極めて少ない上映館数や上映回数にもかかわらず、「見なければいけない映画」と呼ばれ、圧倒的な座席占有率を記録した。観客の関心や自発的な口コミで、公開2週目から上映館が徐々に増えるなど、逆走している。
このような人気は、イ・ジュニク監督の深みのある演出、俳優キム・ハヌル、パク・ジョンミンらキャストの深みのある好演によるもの。そして、韓国の歴史の一部を再び観客に刻み、心に響く感動を届けたためだとみられる。
100万人突破の知らせとともに、イ・ジュニク監督、カン・ハヌル、パク・ジョンミン、キム・イヌ、チェ・ヒソ、ミン・ジヌン、シン・ユンジュらキャストは、「100万人ありがとうございます」というメッセージとともに、直筆の手紙を書き、観客に感謝の気持ちを伝えた。
公開5週目に入った同作は、老若男女を問わず、学生から中高年層の心までとらえ、相次ぐ新作映画の中で、ボックスオフィスの上位をキープしている。このような勢いは、しばらく続くものと予想される。