飲酒運転を起こしてしまった超新星のソンモ。その影響が各方面に及んでいる。
ソンモが主演した映画『僕たちの日記』が日本で近日中に公開される予定だったが、映画の制作会社によると「日本の配給業者から日本での公開に否定的な結果を通告された」とのことである。
先行きは不透明だが、公開が延期されるのは避けられない。
こうした事態になって、ソンモはどれだけ自分が仕出かしたことの責任を痛感しているだろうか。針のムシロに座らされているような心境で反省の時間を過ごしているに違いない。
そんなソンモに対して、ユナクはどうな言葉を掛けてあげているのか。
2月下旬に東京・代々木第一体育館で行なわれたイベントで、3月に兵役入りを発表した4人(ソンモ、グァンス、ジヒョク、ゴニル)を誰よりも気づかっていたのがユナクだった。
彼はステージでこう語っていた。
「この4人を見送ることがすごく寂しいし、何倍もプレッシャーを感じています。まだまだ、たくさん足りない僕たち6人ですが、これからも頑張ります。21カ月後、また6人でみなさんにお会いできることを願っています」
グループの最年長として、ユナクは3月に入隊する4人のことを心配していた。
それは、すでに兵役を終えた身として、経験をふまえて様々なことがわかっていたからだろう。
ソンモが飲酒運転で摘発されたと知ったときも、ユナクなら「入隊を前にした時期にいかに不安定な精神状態になるか」をよく知っていた。
だからこそ、細心の注意を払わなければならないのだが、連日のように送別会が開かれる状況の中で、一種の興奮状態に陥って冷静さを欠いてしまうのも起こりうることなのだ。だからといって、それが言い訳になるわけではない。
自分を律して不安定な時期を乗り越える人は多いのだし、ソンモが責められるのもやむをえない。
しかし、仲間思いで誠実なソンモの性格を知れば知るほど、彼がどんなに辛いかがわかる。そんな状態で入隊するのは尋常ではない。ただでさえ、日常生活とは隔絶した閉鎖的な組織に身を置かなければならないのに、加えて、さらなる精神的な重圧を自分で抱えてしまっている。
もちろん、それらすべてをユナクは承知していることだろう。
彼はリーダーとしてソンモを叱りながら、同時に「兄貴」として励まし続けているに違いない。
4人が入隊する日が間近に迫ってきている。もう1人のソンジェは入隊中で5月に除隊の予定だ。
しばらく1人で残るユナクは、超新星のスポークスマンとしてファンに向けてメッセージを発信する役割を負っている。
何よりも、反省中のソンモを励まし、彼の良き相談相手になってほしい。そのうえで、4人が兵役を終えた後に再び6人ですばらしいステージができるように、リーダーシップを発揮してほしい。
ファンは心からそれを望んでいる。今、ソンモの心情が一番わかるのは、ユナクを置いて他にいない。
(文=「愛韓」編集部)
コラム提供:愛してる韓国ドラマ・Kポップ
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