「取材レポ」GOT7 “終わりは新しい始まり!”「GOT7 Japan Tour 2016 "モリ↑ガッテヨ"」ツアーファイナル大盛況!4月からのハングル講座発表でファン''大モリ↑ガリ''!

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2月3日にリリースされた待望の1stアルバム「モリ↑ガッテヨ」(モリアガッテヨ)を引っさげて、札幌、大阪、東京、福岡、名古屋で「GOT7 Japan Tour 2016 "モリ↑ガッテヨ" 」を行ってきた韓国の7人組ボーイズグループGOT7が、2月28日(日)千葉・幕張メッセイベントホールにてツアーファイナルを迎えた。

GOT7は2014年10月に日本デビューし、瞬く間に注目株となった多国籍メンバー構成の7人組ボーイズグループ。デビューと同時にスタートした初の日本ツアーを大盛況で終え、今回が2回目の日本ツアー。カモフラ柄やオレンジを基調にしたスタイルで7人が登場すると、ファンと一緒にライブで自由に楽しんでほしいというコンセプトで2PMのウヨンがプロデュースした「Yo モリアガッテ Yo」から幕を開けたステージ。「JIBBERISH」「Girls Girls Girls —Japanese ver.—」「LOVE TRAIN」などを立て続けに繰り広げると、マーシャルアーツトリックも軽やかに決め、ライブ序盤からGOT7もアガセ(GOT7のファン)もテンションマックス。

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止まない大歓声の中、「僕たちはGOT7です!」と声をそろえてあいさつすると、ジュニアは最終日を迎えたことを寂しい気持ちがいっぱいだとしながら、「札幌、大阪、東京、福岡、名古屋、そしてここ幕張まで、皆さんのおかげで来ることができました。今日このステージでお会いできて本当にうれしいです」と感謝を伝えた。

オリコンデイリー2位、ウィークリー3位の好成績を記録した1stアルバム「モリ↑ガッテヨ」を軸に、シンプルで軽快なメロディの「A -Japanese ver.—」や オリコンデイリー1位を獲得したサードシングル「LAUGH LAUGH LAUGH」などアップテンポな楽曲でファンを魅了すると、すべて日本語で行われたトークでもハートをがっちり掴んだGOT7。
韓国の歌番組でMCを務めるジャクソン、ジュニア、ベンベン、ジュニアの3人が番組のようなMCで曲紹介をしたり、会場からの「JBさん!JBさん!」コールで愛嬌を披露することになったJBは、「顔はキュート&ポーズはセクシーで!」というジュニアの無茶ぶりにも素直に応じ、満面の笑みとセクシーポーズでファンを悩殺。

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ライブ中盤は「Confession Song」「STAY」などミドルなナンバーでしっとりと聴かせ、緩急つけたステージを展開し、客席の目と耳を釘付けにすると、黒を基調とした衣装にチェンジした7人は昨年9月の韓国カムバック曲「If You Do」や「Stop stop it -Japanese ver. -」など洗練されたパフォーマンスで会場を熱狂させた。
曲を終えてジャクソンが革の手袋を見せながらDAIGOの決めポーズ「ウィッシュ」を決めたかと思えば、ベンベンはとにかく明るい安村の「安心してください。履いてます!」を可愛く披露。それを見たジャクソンが「ベンベンさんはCOMです」と応じ、その心は「超(C)、面白い(O)、もやし(M)」と説明するなど、高い日本語力と笑いのセンスで会場は爆笑の渦に。

告白タイムではメンバーが地方の言葉でファンに愛を告白。ユギョムは北海道の方言で「めんこいお前らが大好きだべ」、ヨンジェは福岡の言葉で「お前のこと、バリ好いとうと」、ジュニアは東京言葉で「オレのこと好き?好きって言わないとチューするよ」などと甘く伝え、客席からは悲鳴のような黄色い歓声が上がった。

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マークが「こんなにモリ↑ガッテルというのに、そろそろ大事な話が…」と言いかけると「えー!やだー!」と終わりに近づいていくライブに名残惜しそうなファン。JBが「後ろの皆さん!2Fの皆さん!3Fの皆さん!4Fの皆さん!」とファン全員に声をかけ、映画館にライブ中継されているカメラに向かっても「全国の皆さん、盛り上がってますか!」と煽り、再び元気が出たファンに「最後までモリ↑ガッテ行きましょう!」とマークが声をかけると、日本デビューシングル「AROUND THE WORLD」、「Turn Up The Music」では銀テープも飛び出し、熱狂のまま本編が終了。「GOT7!GOT7!」の鳴り止まないコールで「Angel」から始まったアンコールパートではライブTシャツに身を包んだ7人が思い思いにステージを駆け回り、大きく手を振り、サランへポーズをするなどファンとの交流を楽しんだ。

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そして「大事なお知らせがあります」というJBから、「アガセの皆さん!2016年(4月から)NHK Eテレで放送されるハングル講座への出演が」と最後まで言いきらない内に、うれしい報告にファンは大興奮。「一緒に勉強がんばりましょう!」というユギョムにファンも「ネー!」と明るい声で応じた。
最後のあいさつで、ヨンジェは「皆さんダダダダダダ大好きです!」とファンに愛を伝え、ジュニアは小指を高く差し出して「早くまた皆さんと会えることを約束します」と笑顔で再会を誓った。マークは「今日は最後の日。終わりはまた新しいことの始まりでもあります。その始まりも、また一緒にいてくれますよね?」と呼びかけるとファンも歓声で答えた。

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次の曲に行こうとした瞬間、スクリーンに2014年に両国で行われたショーケースからこれまでの軌跡をまとめた映像がサプライズで流れると驚いてスクリーンを見つめた7人。ファンが「WE ♡ GOT7 FOREVER 」のメッセージを掲げると、感動した様子で会場を見つめ、マークの瞳は涙で潤んだ。ファンの思いに応えるように「Yo モリアガッテ Yo Remix」で再びエンジン点火。ラストは「Bounce」で締めくくると、アンコールを含め全22曲、約2時間半のファイナル公演は大盛況の内に幕を閉じた。

3月21日に韓国でミニアルバム「FLIGHT LOG:DEPARTURE」でカムバックを予定しているGOT7。日本でのツアーファイナルを終えた7人は再び新しいスタートラインに立つ。

 

取材:Korepo(KOREAREPORT INC)

◆GOT7 Japanese Official Website http://www.got7japan.com/

2016.03.01