カン・ウンタクとリュ・ヒョンギョンが声の出演『そばの花、運のいい日、そして春春』、「花開くコリア・アニメーション」にて上映

TheRoadCalled Life_eng_poster『そばの花、運のいい日、そして春春』

 

カン・ウンタクとリュ・ヒョンギョンが声の出演!韓国発、近代文学アニメーション映画『そばの花、運のいい日、そして春春』 を上映

『そばの花、運のいい日、そして春春』は、2011年公開の長編『大切な日の夢』や『アニメ 冬のソナタ』などで知られるアン・ジェフン監督とスタジオ「鉛筆で瞑想」が、教育放送局EBSと共同企画した「韓国短編文学アニメーション」シリーズの第1弾。韓国の近代文学を代表する3編の短編小説『そばの花の咲く頃』(作:李孝石)、『運のいい日』(作:玄鎮健)、『春春』(作:金裕貞)が収められている。

このうちの一編『運のいい日』には、人気俳優カン・ウンタクとリュ・ヒョンギョンが出演。それぞれ主人公である人力車夫の客の学生と、主人公の妻の役として,印象的な声の演技を見せている。
各作品とも1920~30年代の朝鮮半島を舞台としており、綿密な時代考証のもと、登場する地域で数度にわたるロケーションを行うなどして、それぞれ約1年半をかけて制作されている。
『大切な日の夢』で1970年代の高校生の日常をみずみずしく表現したアン・ジェフン監督が、今作でも、大きな変化の時代を迎えた朝鮮社会の姿と、そこで生きる庶民の悲喜こもごもを、独特の映像美で描き出している。

 

韓国インディーズ・アニメーション特集上映『花開くコリア・アニメーション』

今年で開催9回目を迎える、韓国アニメーションの祭典。今回も、韓国唯一のインディーズ・アニメーション映画祭「インディ・アニフェスト」の最新上映作品から、「懸命に生きる」「色彩の中の秘密」「あなたは遠くに」の3つのテーマで、短編25本を抜粋してご紹介します。
さらに、長編『そばの花、運のいい日、そして春春』を日本初上映。
特に大阪上映では同作のアン・ジェフン監督を招待し、その作品世界をたっぷりご紹介するゲストトークを開催します。

B10_LittleKingインディ・アニフェスト2015大賞
『Little King』(キム・ヘミ監督)

 

■上映日程/会場
大阪:4月1日(金)~8(金) PLANET+1(大阪市北区)
東京:4月23日(土)、 24日(日) UPLINK FACTORY(東京都渋谷区)
名古屋:5月28日(土)、29日(日)    愛知芸術文化センターアートスペースE F(名古屋市東区)

韓国インディーズ・アニメーション特集上映『花開くコリア・アニメーション』
■花コリ公式サイト http://www.anikr.com
●Twitter:@hanakoriJP
●Facebook:www.facebook.com/koreanimation

A09_AfternoonClass『Afternoon Class』
インディ・アニフェスト 2015 深夜飛行賞

 

Indie-AniFest 日本巡回上映会「花開くコリア・アニメーション 2016」大阪上映について

■開催概要

タイトル :花開くコリア・アニメーション 2016
会期 :4 月 1 日(金)~8 日(金) 8 日間
場所: PLANET+1(大阪市北区)
目的 :韓国インディーズ・アニメーションの紹介と交流

主催 :韓国インディペンデント・アニメーション協会、 PLANET+1
後援 :大韓民国文化体育観光部、駐大阪大韓民国総領事館 韓国文化院、日本アニメーション学会、日本アニメーション協会
協力 :ANIMATION TAPES、大阪アジアン映画祭、韓国コンテンツ振興院(KOCCA)、土居伸彰(ニューディアー)
字幕協力 :ゆうばり国際ファンタスティック映画祭、東京藝術大学大学院映像研究科

主題
韓国の個人・学生が制作したアート系のインディーズ・アニメーション(長編 1 作品/短編25 作品)を、長編 1 プログラ ム、短編 3 プログラムの構成で上映する。
また、日韓のアニメーション作家を招聘し、両国のインディーズ・アニメーションの制作状況、両国の映像教育、上映作品についてのゲスト・トークを開催する。
これらの上映・トークにより、インディーズ・アニメーションを通じた日韓の文化交流、芸術交流、および人材交流を図る。

内容 :Indie-AniFest2015 の入選作品を中心に、韓国インディーズ・アニメーションの最近作を上映
̶ 短編 3 プログラム、長編「そばの花、運のいい日、そして春春」
̶ スペシャルトーク:アン・ジェフン監督&津堅信之(アニメーション研究家)
̶ 作品 DVD 等販売、交流会

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C06_ToiletConcours『トイレコンクール』インディ・アニフェスト 2015
独立歩行賞、観客賞、観客審査団賞

■上映・イベントスケジュール

4.1(金)19:00 土居セレクション「懸命に生きる」9 作品 約 67 分

4.2(土)13:00 短編 1「色彩の中の秘密」10 作品 約 74 分
14:40 短編 2「あなたは遠くに」6 作品 約 67 分
16:10 長編『そばの花、運のいい日、そして春春』90 分(舞台挨拶:アン・ジェフン監督)
18:00 アン・ジェフン監督スペシャルトーク(会場:駐大阪韓国文化院)

4.3(日)13:00 長編『そばの花、運のいい日、そして春春』90 分
14:50 土居セレクション「懸命に生きる」9 作品 約 67 分
16:20 短編 1「色彩の中の秘密」10 作品 約 74 分

4.4(月) 19:00 短編 2「あなたは遠くに」6 作品 約 67 分
4.5(火) 19:00 短編 1「色彩の中の秘密」10 作品 約 74 分
4.6(水) 19:00 土居セレクション「懸命に生きる」9 作品 約 67 分
4.7(木) 19:00 短編 2「あなたは遠くに」6 作品 約 67 分
4.8(金) 19:00 長編『そばの花、運のいい日、そして春春』90 分

■観覧料金

1 回券:一般 1,000 円 会員/学生 800 円 パスポート:一般 3,000 円 会員/学生 2,000 円

■プログラム

●短編プログラム 1:色彩の中の秘密 74min/10 作品
色彩は常に、私たちの周りを包んでいる。だが、色彩が豊かであることが、必ずしも饒舌とは限らない。色彩を制限することから見えるものがある一方で、色彩が何かを隠してしまうときもある。そんな「色彩の中の秘密」を、さまざまな技法を駆使して見せてくれる作品たち。

『宇宙をつつむ布』チョン・スンヒ┃2015┃11:05
『風』ペク・ミヨン┃2015┃08:35

『11 色の平和』チョン・ヒョジン、Matthew GODBOIS、いわつき育子、ホン・ウンジ、パク・オルム、ソ・ヨンジュ、佐藤皇太郎、イ・ボム、村上寛光、チェン・シー、森下裕介┃2015┃05:20

『Johnny Express』ウ・ギョンミン┃2014┃05:20
『心鏡』キム・スンヒ┃2014┃02:04
『クロ』キム・ソヨン┃2015┃03:20
『環』キム・ジュンギ┃2015┃13:55

『動物図鑑』チョ・ヒョナ、キム・スジョン┃2015┃04:37
『Colors in the Subway』キム・ミョンウン┃2015┃06:41
『Little King』キム・ヘミ┃2014┃11:23
『Little King』インディ・アニフェスト 2015 大賞

●短編プログラム 2:あなたは遠くに 67min/6 作品
隣にいても、分からない気持ち。遠くにいても、信じ合える心。理想と現実、理論と感情、ひとりの中にも、矛盾という名の距離がある。世界がある限りなくならない、いろいろな「距離」をテーマにつづる 6 つの物語。

『非正常』ユ・アラム┃2015┃08:26
『動物農場』チェ・ナラ┃2015┃06:15
『2 人の少年の時間』チョン・スンベ┃2015┃08:05
『Dummy:No Way Out』パク・ジェボム、キム・ウンソン、イ・ドゥヒ┃2015┃06:48
『彼女』キム・ゴウン┃2015┃06:15
『トイレコンクール』イ・ヨンソン┃2015┃29:59

●土居伸彰セレクション:懸命に生きる 67min/9 作品
メタモルフォーゼや奇想天外な物語構造を採用するだけではなく、人間のエモーションを凝縮・拡大して描くこともまた、短編アニメーションにとっての可能性。のたうち回るように生きる人たちの純真で懸命な姿とその感情ーその「人間らしさ」の感覚にハッとして胸を打つ珠玉の 9 編。

『Material Girl』チョン・ジンギュ┃2015┃10:00
『End of the Edge』アン・ヒョンシン┃2015┃04:25
『あああ』ノ・ヨンミ┃2015┃14:37
『繭』ヨ・ウナ┃2015┃12:22
『小さな冬の集まり』シム・ボムシク┃2015┃02:22

『マイ・ディア・フレンド』コ・スンア┃2015┃05:36
『海星』イ・ジヨン┃2014┃06:10
『昔の話』イ・ハンピッ┃2015┃06:23
『Afternoon Class』オ・ソロ┃2015┃03:50

◎リレー・アニメーション『11 色の平和』
多数のアニメーターがリレー形式で映像をつないでいく、リレー・アニメーション。今回はインディ・アニフェスト 2015 のために、韓国・日本・アメリカ・中国のアニメーション作家 11 名が、「平和」をテーマに作品を制作。日本からは、日本アニメーション協会会員 4 名が参加した。
*短編プログラム 1 にて上映。

●長編『そばの花、運のいい日、そして春春』 90min

2011 年に公開された長編『大切な日の夢』で知られるアン・ジェフン監督とスタジオ「鉛筆で瞑想」が、教育放送局 EBS と共同
企画した「韓国短編文学アニメーション」シリーズの第 1 弾。
韓国の近代文学を代表する 3 編の短編小説『そばの花の咲く頃』(作:李孝石)、『運のいい日』(作:玄鎮健)『春春』(作:金裕貞)、が収められている。
各作品とも 1920~30 年代の朝鮮半島を舞台としており、綿密な時代考証のもと、登場する地域を数度にわたりロケーションを
行うなどして、それぞれ約 1 年半をかけて制作されている。
『大切な日の夢』で 1970 年代の高校生たちの日常をみずみずしく表現したアン・ジェフン監督が、今作でも、大きな変化の時
代を迎えた朝鮮社会の姿と、そこで生きる庶民たちの悲喜こもごもを、独特の映像美で描き出している。

声優として、人気俳優カン・ウンタクとリュ・ヒョンギョン(運のいい日)、チョン・ヘヨン(春春)も出演している。

■イベント

1)アン・ジェフン監督 過去作品上映&トーク
日時: 4 月 2 日(土)18:00~19:30 会場:駐大阪韓国文化院 ヌリホール
参加方法:花コリ公式サイト「問い合わせ」より申請、または当日先着順入場
【入場無料】

*上映する短編作品は日本語字幕付き、トークは通訳あり
上映予定の短編作品:『ヒッチコックのある一日』(1998)

詩情あふれる映像と、見る者の感性を揺さぶる演出力で、若い作家たちから厚い尊敬を集めるアン・ジェフン監督。韓国インディーズ・アニメーションの先駆的存在でもあるアン・ジェフン監督に、20 年以上にわたる活動の軌跡や、創作のプロセス、映像に込める自らの思いなどを存分に語っていただき、その作品世界に迫ります。

司会:津堅信之氏(アニメーション研究家)

ゲスト紹介 :アン・ジェフン
1992 年にアニメーターとしてキャリアをスタートし、『ヒッチコックのある一日』(1998)、『純粋な喜び』(2000)などのオリジナル短編、『アニメ 冬のソナタ』(2009)など商業作品の演出を経験。
2011 年に初の劇場用長編『大切な日の夢』が公開され、日本をはじめ世界各国で上映される。現在、2018年公開予定の長編『千年の同行(仮題)』を制作中。制作スタジオ「鉛筆で瞑想」主宰。

2)交流会:ゲスト・観客・スタッフによる懇親会

3)物販:韓国アニメーションに関する DVD、書籍などの販売

2016.02.23