韓国ガールズグループ「Miss A」のメンバーであり、映画「建築学概論」の爆発的な人気により、韓国国内で“国民の初恋”という愛称を得たスジを主演に迎え、「王になった男」「七番房の奇跡」のリュ・スンリョンと、「パイレーツ」「無頼漢 渇いた罪」のキム・ナムギルら、演技派が脇を固め話題となっている「桃李花歌(原題)」が、邦題を「花、香る歌」として4月23日(土)よりシネマート新宿ほかにて公開することが決定した。
本作は、朝鮮時代末期に女人禁制であったパンソリ(一人の唱者が鼓手の打つ太鼓の伴奏に合わせて唄とせりふ、身振りで物語を語っていく伝統芸能)の世界に飛び込み、初の女流唄い手となった実在の人物チン・チェソンの波乱の人生を描いた真実の物語。
スジ(Miss A)は1年もの時間をかけパンソリの発生練習をして撮影に臨み、夢に向かって進んでゆく天真爛漫な少女から美しく愛を唄う一流の唄い手として生まれ変わる成長過程を、見事に演じている。また男性しか唄うことを許されなかったパンソリの世界に紛れ込む為に、すっぴんの顔を炭で汚し、髭を書いた男装姿も披露している。
名優リュ・スンリョンが、パンソリの大家シン・ジェヒョ役を演じ、民のための唄い手であることにこだわる、厳しくも頼もしいチェソンの師匠を熱演。さらにキム・ナムギルが最高の権力者である冷酷な興宣大院君を、カリスマ性たっぷりに演じ強烈な存在感を残している。
WOW!korea提供