「僕らの日曜の夜-本物の男2」の海兵隊特集は以前のSSU特集くらい大変で高度な訓練の連続だった。だからあえてこの訓練をしなければならない理由が何なのか視聴者たちも出演陣と共に悩んだ。
単に彼らがTVに必ず顔を出さなければならない芸能人という理由の他にも、海兵隊の訓練を必ず通過しなければならない名分が必要だった。海兵隊の訓練を最後まで一緒にしたUntouchableのSleepyやサム・オチュリ、ジュリアン・カン、ZE:Aドンジュン、イ・ギウ、ホ・ギョンファン、イ・ソンベ、DinDinの中でもドンジュンとイ・ギウはその名分を最も明らかに見せた。
ドンジュンとイ・ギウは、MBC「僕らの日曜の夜―本物の男2」に最も適したメンバーではなかっただろうか。
普段の誠実なイメージと運動で鍛えられた体が「本物の男2」のメンバーとして適任であるという印象を与えていた。彼らが「本物の男2」に出演するという便りを伝えた時、彼らのポジションは「エース」だった。
海兵隊の各訓練を最も優れた成績で履修できると信頼していたが、ドンジュンとイ・ギウはエースの役割より「本物の男2」の感動ドラマを描く役割をした。
ドンジュンは「本物の男2」の末っ子で、海兵隊の色々な訓練を最も上手にこなして視聴者たちに愛された。そんな彼が捜索大隊の離艦訓練で高所恐怖症を訴えた時、視聴者たちは意外だと思いながら残念がった。
彼は高所恐怖症で震えながら同期たちが飛び降りるのを見守らなければならなかったし、行政官が幸せだった記憶を尋ねても何の返事もできなかった。これを回想したドンジュンは「私が沈滞期、スランプを体験しているようだった」と告白した。
ドンジュンは、自身が海兵隊に来た理由に対して素直に告白する姿で目を引いた。彼は、「海兵隊になぜきたのか」という行政官の質問に「私が情けなくてきた。この瞬間を1番幸せな瞬間にしたい」と叫んで、「これができなければこれから起きる困難を乗り越えることができないと思った」と6年目のアイドルの率直な内心を打ち明けた。
以後無理な訓練で膝を負傷したにもかかわらず我慢して、同期や先任らと10kmの山岳でのランニングを成し遂げようとする執念を見せて感動を与えた。
イ・ギウもやはりスランプを体験していると率直に告白して訓練に臨んだ。最近2年ほど自身がなく、父親の病状悪化のために気持ちが重いえお明かし、ガールフレンドである俳優イ・チョンアの勧めで「本物の男2」に挑戦することにしたと、出演の契機を明らかにした。
イ・ギウは、訓練の間ずっとそのようなイ・チョンアに対する切ない心を表わし、逆懸垂降下、空輸落下、武装ダイビングなどに成功し、視聴者たちは愛の力で極限状況を克服して成長するイ・ギウの姿に応援を送った。
彼らが「本物の男2」の訓練に成功すること以上に視聴者たちの心を動かしたのは、リアルバラエティ番組に臨む正直な姿勢であった。自身の悩みを隠さないで視聴者たちと共有し、再び立ち上がる姿が大きな感動を与え、連帯感をより強めたりもした。
「自分自身を克服したくて走った」として明るく笑ったドンジュンの告白は、「本物の男2」が芸能人に与えることができる最高の出演の名分になったと思われた。
今後も、ドンジュンとイ・ギウが海兵隊訓練をどんな感動ドラマにするか期待される。