韓国アイドルグループ「BIGBANG」のV.I(スンリ)が詐欺被害に遭い告訴した女性歌手シン某氏に関心が寄せられている。
4日午後9時30分に放送されたチャンネルA総合ニュースによるとV.I(25)は「数十億ウォン(数億円)を儲けられる」とするシン氏の勧誘で、不動産投資金を出資したが、一銭も返金されず、結局、告訴することになった。
事件は2014年6月にさかのぼる。シン氏とV.Iは以前から親しくしており、当時、芸能事務所を運営していた。V.Iは「釜山(プサン)で不動産分譲事業を計画中だが、この土地に投資すれば分譲収益だけでも数十億ウォンは儲けられる」というシン氏の言葉に、20億ウォン(約2億円)を投資した。同年9月ごろには「不動産投資法人の出資金が必要だ」ともちかけられ、5000万ウォン(約500万円)をさらに渡した。
しかし、投資して1年が経ち、開発どころか法人すら設立されていなかった。耐えられなくなったV.Iは、2015年12月29日にシン氏を詐欺容疑で検察に告訴するに至った。
V.Iが詐欺容疑で告訴したシン氏は1982年生まれで、2003年に1stソロアルバムを発表し歌謡界にデビューし、2枚のアルバムをリリースしながらセクシーな魅力で人気を博した。なお、自ら経営していた芸能事務所は昨年、廃業していたことが伝えられた。
WOW!korea提供