2015年が過ぎようとしている。2015年も大衆から大きな愛を受けながらもある出来事からどん底を見たスターたちがいる。大衆の理解を超えてしまった彼らたち。反論、うそ、態度など理由もさまざまだ。スターたちのイメージダウンは残念なことだが、彼らが再度輝く2016年になることを期待する。物議を醸し、しばらく沈黙するに至ったスターたちを集めた。
■衣装デザイン盗作疑惑に大反論、女優ユン・ウネ
女優ユン・ウネ(31)は去る8月29日に放送された中国のファッション番組「女神のファッション2」4回で腕に羽の形をしたレースをあしらったコートで1位を勝ち取った。しかし、デザイナーのユン・チュンホ氏が該当衣装は自身がデザインしたARCHE(社名)の服と似ていることを主張し、盗作疑惑が持ち上がった。
その後、別の衣装に至るまで盗作疑惑が浮上し、物議が大きくなった。しかし、ユン・ウネ側は相手(デザイナー)のノイズマーケティングであると反論。物議に油を注ぐ形となった。盗作に関する事実関係が明らかにならないまま、「マーケティングに自身の名前を利用するな」という女優ユン・ウネ側の立場に「芸能人という立場を利用したパワーハラスメント」という反応を見せた。
特に、所属事務所は「立場を整理中」という言葉を繰り返し、ユン・ウネは自身の中国版Twitterに「来週が気になりませんか?正直、たった1度だけ1位になっただけなのに、まるで私がいつも1位になっているように話すのですね。とにかくありがとうございます。ヒヒ」という文章を掲載し、大衆の反感を買った。
3か月間、物議に対する明白な解明もないまま、女優ユン・ウネは最近、あるブランドの広報イベントに登場し、協賛バッグを持ちながら謝罪した。
■芸術なのか…、歌手IU(アイユー)
韓国歌手IU(22)は自身が大切だと語る楽曲「Zeze」を、虐待された5歳の子供Zezeの唯一の友達である木・ミンギニュの視線で歌った。しかし、Zezeを性的対象として描き出しているという指摘があり、問題視されることに。これに小説「私のライムオレンジの木」の出版社・図書出版東は5日、公式Facebookを通してIUのアルバム収録曲「Zeze」に対して遺憾を示した。出版社はIUのインタビュー内容や歌詞、ジャケットイメージを問題としてあげ、「Zezeは家族から虐待され、傷だらけの5歳の子供」として「そんなZezeにミンギニュは温かく慰労を伝える唯一の友達」と説明。ミンギニュの観点からZezeが狡猾(ずるく悪賢いこと)だと描写したことに対して疑問を投げかけた。
これに「二十三」のミュージックビデオでの小児性愛まで指摘され、大衆を大きく失望させたIUはファンサイン会を前に公式謝罪した。しかし、IUの謝罪文は詳細に書かれた事件経緯によって、かえって真正性が疑われ、外れたタイミングまで加わり大衆の心を掴むには無理があった。IUはイメージに深刻な打撃を受けたが、以後コンサートでは「Zeze」を歌うなど強い精神力を見せている。
■「私のこと気に入らないでしょ?」、イェウォン(元JEWELRY)
イェウォン(26)と女優イ・テイム(29)はMBCのバラエティ番組「一回り年下の家庭教師」で芳しくない出来事の中心に立った。
去る2月24日の済州島での撮影中、女優イ・テイムがイェウォンに文句を言ったことがわかり事件は始まった。事件当初はイ・テイムが寒い天候を心配するイェウォンに理由もなく文句を言ったように伝えられた。これによりイ・テイムはイェウォンに公式報道資料を通して謝罪し、イェウォンもやはり報道資料を通じて謝罪を受け入れ、一段落したかに見えた。
しかし、予想もしなかった事が発生。インターネット上に撮影当時の映像が流出し、イェウォンが“タメ口”で話す場面が公開され、その後、「うそをついた」として物議を醸した。事件当時の2人の感情に関係なく、イェウォンは自身を有利な方向に誘導したという見方に“不敬罪”までが加わった。
問題が大きくなるとイェウォンは所属事務所を通してイ・テイムに謝罪した。イ・テイム側もこれ以上の言及を避け、事件の終息に努めた。イェウォンはTwitterに手紙を掲載し、改めて謝罪の意を伝えた。3か月間、問題の中心にいたイェウォンは幼稚な謝罪を繰り返した。
イェウォンは番組降板後、活動を停止した状況だ。
WOW!korea提供