
※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
tvNの20周年特別企画土日ドラマ「100日の嘘」第1話では、キョンソン(京城)一のスリ、イ・ガギョン(キム・ユジョン)が朝鮮総督府の新任通訳官サトウヒデオ(佐藤英雄/キム・テウン、演:「GOT7」パク・ジニョン)の財布を盗んだことをきっかけに、サトウシンイチ(チン・ソンギュ)の暗殺計画に巻き込まれていく様子が描かれた。
10日に初放送された第1話は、1932年の京城を舞台に幕を開けた。アメリカへ渡ることを夢見るイ・ガギョンは、目にも留まらぬ手さばきと巧みなうそ、演技力を武器に、京城駅でスリを繰り返していた。盗んだ品物をマ・ムンマク(イ・ソク)に納めながら、朝鮮を離れるために必死に金をためていた。
この日、京城駅には朝鮮総督府のナンバー2にあたる新任政務総監サトウシンイチが到着し、駅構内は厳重な警備体制が敷かれていた。サトウシンイチを出迎えたのは、総督府の通訳官スズキ(キム・ドヒョン)を通じてあいさつを交わすユ・ソラン(キム・ヒョンジュ)とユ・フィリップ(イ・ムセン)だった。
そんな中、イ・ガギョンが目を付けたのは、ユ・ソランの荷物だった。かばんを盗んで逃げようとしたものの、警察による検問が始まり、駅から抜け出すことが難しくなる。そこでイ・ガギョンは列車に乗り込み、ほかの乗客が捨てた特等席の荷物タグを拾って盗んだかばんに取り付け、警察の目を欺こうとした。
その途中、イ・ガギョンは別の客室から出てきたサトウヒデオとぶつかる。サトウヒデオは足の不自由な妹サトウハナコ(オオイ・キコ)を抱えており、イ・ガギョンは出口を教えるふりをして、サトウヒデオの財布を巧みに盗み取った。
しかし、東京帝国大学英文科出身というサトウヒデオの財布には、わずか3ウォン(約0.3円)しか入っていなかった。イ・ガギョンは思わず落胆する。一方、サトウヒデオとサトウハナコの態度を不快に感じたイ・ガギョンは、英語で不満をつぶやくが、その言葉をサトウヒデオに聞かれてしまう。最初の出会いから険悪な雰囲気となった2人だったが、イ・ガギョンは何食わぬ顔で財布を持ち去り、京城駅を後にした。
一方、ユ・ソランとユ・フィリップには、表向きの姿とは異なる秘密があった。朝鮮系アメリカ人記者のユ・フィリップとユ・ソランは夫婦を装っていたが、実際には武装抗日組織「救国団」の一員であり、サトウシンイチの暗殺を計画していた。
ユ・ソランにとって、この暗殺計画は13年間待ち続けた復讐でもあった。決行の日を前に眠れない夜を過ごしたユ・ソランは、「13年も待ってきたのに、あと数日待つことの方が難しいですね」と胸の内を明かす。
その後、ユ・ソランとユ・フィリップは、ハン・チョルリョン(キム・インクォン)や、総督府の通訳官として活動しながら救国団に協力するスズキとともに、最後の作戦会議を開いた。ユ・ソランは「そいつを殺したら、私にはもう生きる理由がありません。だから必ず成功させて、喜んで私だけが死にます」と語り、命を懸けて復讐を遂げる決意を示した。
そして、13年間待ち続けた決行の日が訪れる。サトウシンイチは、ユ・フィリップ夫妻から夕食に招かれたと思い、ユ・ソランの家を訪れた。しかし、予定にはなかったサトウヒデオまで同行しており、ユ・ソランたちは動揺を隠しながら作戦を進めることになった。
その頃、イ・ガギョンは盗んだユ・ソランのかばんを調べていた。すると、中から銃弾が見つかる。これを利用して金を手に入れようと考えたイ・ガギョンは、ユ・ソランの家を直接訪ね、総督府に通報しない代わりに60ウォン(約6円)を支払うよう要求した。
しかし、暗殺計画の準備に追われていたユ・ソランには、イ・ガギョンの相手をしている余裕がなかった。ユ・ソランは金を用意すると告げ、その場を離れる。
1人になったイ・ガギョンは、室内の引き出しを物色し始める。すると、以前から夢見ていたアメリカの旅券を発見した。イ・ガギョンは旅券を持って逃げようとするが、その途中でサトウヒデオと鉢合わせしてしまう。
サトウヒデオは、京城駅で自分の財布を盗んだイ・ガギョンが、父親の招待先である家に現れたことを不審に思い、財布を返すよう迫った。しかし、イ・ガギョンは知らないふりを貫き、自分はこの家の住み込みの使用人だとうそをつく。
サトウヒデオの疑いをかわそうとするイ・ガギョンだったが、その時、再び呼び鈴が鳴った。現れたのは、ケーキの配達員を装った謎の男(カム・ウソン)だった。
男は突然銃を取り出し、イ・ガギョンを脅迫する。さらに、サトウシンイチがいるトイレまで案内するよう命じ、イ・ガギョンを人質に取った。
突然の出来事に恐怖を感じながらも、イ・ガギョンは男の指示に従ってトイレへ向かう。その途中、サトウヒデオと目が合ったイ・ガギョンは、男に気付かれないよう「Help me… Assassination(助けて…暗殺)」と英語でささやき、助けを求めた。
サトウシンイチの暗殺を計画していたユ・ソランたちに加え、正体不明の暗殺者まで現れたことで、事態は一気に緊迫する。思いがけず暗殺事件の渦中に飛び込んでしまったイ・ガギョンと、イ・ガギョンを疑いながらも危機に直面するサトウヒデオ。2人がこの状況をどう切り抜けるのか、謎の男の正体とともに次回への関心を高め、第1話は幕を閉じた。
第1話の視聴率は、ニールセン・コリアによる有料プラットフォーム全国世帯基準で5.3%を記録。2026年に放送されたtvN土日ドラマの初回視聴率として最高の数字となった。
「100日の嘘」は、密偵となった京城一のスリと朝鮮総督府のエリート通訳官が、敵の中枢で出会ったことから始まる100日間のスパイロマンスドラマ。韓国では毎週土・日曜日の午後9時10分に放送され、日本ではNetflixで配信されている。
WOW!Korea提供






