人気俳優の名を利用しドラマ制作会社などから金銭を騙し取った芸能関係者に懲役3年

人気俳優の名を利用しドラマ制作会社などから金銭を騙し取った芸能関係者に懲役3年

韓国俳優イ・ジョンソク(26)と専属契約を結んだかのように騙し、ドラマ制作会社などから数億ウォン(数千万円)台の契約金を横領した容疑で、裁判にかけられた芸能界関係者に実刑判決が下された。

ソウル中央地検刑事14単独イ・ヒョンスク部長判事は11日、公文書・私文書偽造および詐欺容疑で起訴されたチョ某(46)被告に対して懲役3年を宣告した

イ部長判事は「チョ被告は有名芸能人の印鑑証明書や契約書などを偽造し、巨額を手に入れた。その罪質は悪い。詐欺罪など実刑前歴があることにも関わらず再犯に達した」と判断。また、「チョ被告が自身の犯行をすべて自白し、反省している。7億8000万ウォン(約8080万円)余りのうち2億ウォン(約2070万円)は第三者が取得したと見られる」と説明した。

チョ被告はことし4月末から3か月間、偽造した俳優イ・ジョンソクの印鑑証明や専属契約書を利用し、ある芸能企画会社から契約金4億8000万ウォン(約5000万円)余りを、ドラマ制作会社から出演契約金3億ウォンを受け取った容疑が持たれている。

チョ被告は便利屋に依頼し、イ・ジョンソクの住民登録番号を知り、印鑑証明書を偽造後、専属契約書を作成したことがわかった。付属合意書という非公式契約書類には具体的な契約期間と契約金の金額まで入れられていた。

20年以上に渡り有名歌手たちのマネジャーを務めていたチョ被告は、イ・ジョンヒョクの契約期間が満了となるといううわさを聞き付け、犯行を計画したと調査された。

WOW!korea提供

2015.12.11