【現地レポ】5人で守った「NCT 127」のステージ、来年はドヨン&ジョンウも…10周年で誓った「全員で」

「NCT 127」が、“限界線”を飛び越えた。

20日午後、ソウル・オリンピック公園KSPO DOMEで「NCT 127」の5回目のコンサート「NCT 127 5TH TOUR ‘NEO CITY : SEOUL – THE REDLINE’」が開催された。3日間で約3万1,500人が会場を埋め尽くし、最終日の公演は韓国、日本、アメリカ、カナダなど世界約40地域、約1,000館の映画館でライブビューイングも行われた。

「THE REDLINE」は、前作「THE MOMENTUM」で見せた“ワンチーム”としての推進力が、ついに限界線を突破して最高出力に到達する瞬間を表現した公演。この10年間で積み重ねてきた独自の音楽とパフォーマンス、さらにスケールを拡大した演出を通じて、今最も熱く強烈な「NCT 127」のエネルギーを凝縮したステージとなった。

この日、テヨンは「きょうが『NEO CITY : SEOUL – THE REDLINE』の最終日です。本当にあっという間に過ぎた気がします。きょうはオープニングからただならないですね。皆さんがあまりにも熱いので、ここからすぐアンコールに行かなければならない気がします」と冗談を交え、会場を盛り上げた。

ヘチャンは「もう最終日が来ました。本当に時間が早いです。これまでで一番と言っていいくらい、時間が早く過ぎている気がします」とし、「最後まで楽しく、安全に楽しんでほしいです。最終日なので、後悔のないように遊びましょう」と呼び掛けた。

ユウタは「本当にあっという間に3日が過ぎました。きょうは中継もあるので、世界中に僕たちの熱い姿を見せましょう。きょう最後までよろしくお願いします」とあいさつ。

ジェヒョンは「『REDLINE』公演もきょうが最後です。今この瞬間は二度と戻ってきません。この時間を思い切り楽しむべきです。(カメラの)ピントがぶれるかもしれないなんて心配せず、後悔のないように楽しんで帰ってほしいです」と語った。

ジャニーも「きょうで3日目です。僕がこんなに汗をかく公演はあまりありません。最終日なので、全部出し切ってほしいです」と話し、会場から熱い歓声が上がった。

今回の公演の大きな見どころとなったのは、それぞれの楽曲の個性を最大限に引き出した圧倒的なスケールの演出だった。

「Intro+Legacy」で公演の幕を開けた「NCT 127」は、システムエラーの状態を表現するかのように、複雑に絡み合ったキネシスワイヤーにつるされた状態で登場。自分たちを閉じ込める“ライン”から抜け出そうとするパフォーマンスで、一気に観客を引き込んだ。

「Punch」では、ボクシングのコンセプトに合わせ、横13メートル、縦10メートル規模の巨大な四角いリングをレーザーで表現。メンバーを取り囲むような強烈なビジュアルで視線を奪った。

「Piñata」では、「NCT 127」のシグネチャーであるヤドクガエル柄を施したハマーに乗ってステージ下から登場し、観客と間近で交流しながら会場の熱気をさらに高めた。

演出のクライマックスを飾ったのは「Fire Truck」のステージだった。燃え上がる都市を表現したLED映像と、メインステージ上から降り注ぐウォーターキャノンが、まるで火災を鎮火するかのような名場面を完成させた。

さらに、最大約4メートルの巨大な足型エアバルーンと、ドヨン、ジョンウのキャラクターを組み合わせた立体的な演出も登場し、ダイナミックなステージにユーモアを加えた。

「NCT 127」はこの日、「Step Up」「Walk」「Simon Says」「Cherry Bomb」「Lemonade」「NonStop」「IKR」「Ay-Yo」「Fact Check(Rock Ver.)」「Kick It」「Blingy」「Getaway」「Piñata」など、「NCT 127」ならではの刺激的で強烈なパフォーマンスナンバーを休む間もなく披露した。

続いて「Not Alone」「Day After Day」「0 Mile + Summer 127」「Paper Plane」「Touch」、そして「Promise You」まで、爽やかな魅力を感じさせるステージも披露。強烈なパフォーマンスとはまた違った「NCT 127」の魅力で会場を包み込んだ。

公演終盤、ジャニーは「まず、きょう3日目の公演をしましたが、本当に皆さんとひとつになって楽しめた気がしてうれしいです。きょう一緒に過ごしながら、『こういうのを目が輝くっていうのかな?』と思いました。涙までは出ていないけれど、目頭が熱くなるような感情がたくさん込み上げてきました。そのまなざしのおかげで、きょうはたくさん力をもらいました。ありがとうと伝えたいです」とファンへの感謝を伝えた。

さらに「これからツアーが始まりますが、気分もエネルギーもすごくいいです。健康に、かっこよく、世界で頑張ってきます」と意気込んだ。

この日の会場には、現在軍服務中のドヨンとジョンウも駆けつけ、公演を見守った。

テヨンは「きょうという1日は、これまでの2日間よりさらに意味がありました。メンバー全員がいたことが幸せでした。本当にずっと待っています」と、ドヨンとジョンウへの思いを口にした。

続けて「みんなも知っているように、除隊するまでは体に気を付けないといけない。歩いていてもけがをするかもしれないし、ご飯を食べていてもけがをするかもしれないから」と冗談を交えながら2人を気遣った。

そして「来年は“ウリチル”全員でひとつのステージに立って、皆さんにかっこいいステージをお見せします。なんだか不思議な気分です。時々ドヨンに『会いたい、早く帰ってきて』とメッセージを送るんです。5人でしっかりとかっこよくやっている姿を見せられて、内心誇らしいです。ソウルではこれで終わりですが、次に会える日を思いながら、もうすでに思い出になっていくような気がします。きょう1日本当にありがとうございました」と語った。

ユウタは「3日間、こうして会場を埋めてくださって本当にありがとうございます。きょうも皆さんの声がとても美しかったです。そしてメンバーたち、本当にお疲れさま」とメンバーをねぎらった。

続けて「僕たちほど、コンサートをするたびにパートが変わったり、役割が変わったりするグループはないと思います。それだけ大変なこともあるけれど、それをやり遂げる僕たちを誇りに思います。そして、それに応えてくれる皆さん、本当にありがとうございます。来年は5人でもかっこいいけれど、ドヨンとジョンウが戻ってきたらもっとかっこいいと思います。すべてのスタッフの皆さんにも本当に感謝しています。また韓国で会えるように頑張ります」と話した。

ヘチャンは「まず、きょうこうして会場を埋めてくださって本当にありがとうございます。今回のコンサートも準備期間がすごくタイトだったので心配もたくさんしましたが、楽しく準備しながら、またひとつ良い思い出をプレゼントできたようでうれしいです」と振り返った。

また「ドヨン兄さん、ジョンウ兄さんがいる『Blingy』が気になります。あらかじめ練習しておいてください。本当に感謝したい方が多いコンサートなので、より意味深い気がします。次にまた会う時まで待っていてください」とあいさつした。

最後にジェヒョンは、10周年を迎えた今の思いを明かした。

「最近考えるようになったのは、もう10周年じゃないですか。たくさんの方に聞かれて、改めて考えてみるようになりました。振り返ってみると、20歳の頃は『30歳になったら、10周年になったらどうなっているんだろう』と本当に漠然といろいろ考えていた気がします。でも、実際に今になってみると、そういうことは大したことではなかったんだと思いました」

続けて「今、後悔なくすべてを出し切って、その日その日を一生懸命過ごすことの方がいいと思います。きょうの公演も本当に後悔なく出し切りました。見に来てくれたシズニの皆さんにも、本当に幸せな時間だったと記憶してもらえたらうれしいです」と語った。

さらに「学生の頃に応援してくれて、大人になって再び会ったファンの方から、僕に力をもらってたくさんのことを成し遂げたという話を聞くと、本当に言葉では表せないほどの感謝と喜びを感じます。30歳、40歳、50歳、いつになるか分からないけれど、一緒に健康で、毎日楽しい時間を過ごせたらうれしいです。ありがとうございます。愛しています」と、長年共に歩んできたファンへの思いを伝えた。

「NCT 127」はこの10年間、自分たちだけの音楽とパフォーマンスで独自の“NEO”ジャンルを築いてきた。今回の公演でも、さらに強固になった結束力と自信をもとに、“限界線”を越えたエネルギーをステージ上で爆発させ、唯一無二の存在感を改めて証明した。

「NCT 127 5TH TOUR ‘NEO CITY : SEOUL – THE REDLINE’」はソウルを皮切りに、10月3日にジャカルタ、10月10~11日に香港、10月18日にシンガポール、10月24~25日にさいたま、10月31日~11月1日にバンコク、12月12日にマニラ、2027年1月2日に台北、1月9日にクアラルンプール、1月16日にマカオで開催される。

 

WOW!Korea提供

2026.09.21