
ナ・ホンジン監督が、映画「HOPE」の続編に対する構想を公開した。主人公が、北朝鮮に向かう可能性まで言及した。ただ、確定されたものではないだけに、実際の続編で世界観が引き継がれるのか、関心が注がれている。
「HOPE」は、「チェイサー」、「哀しき獣」、「哭声/コクソン」などを演出したナ監督が、「哭声/コクソン」以降10年ぶりに披露した長編映画だ。非武装地帯付近の村“ホープ・ハーバー”を背景に、村に現れた正体不明の巨大な生命体を追っていた住民たちが、異星の存在と遭遇して起きる物語を描く。俳優のファン・ジョンミン、チョ・インソン、チョン・ホヨン、ウム・ムンソクをはじめ、テイラー・ラッセル、キャメロン・ブリットン、アリシア・ヴィキャンデル、マイケル・ファスベンダーなどが出演し、華麗なラインナップを完成させた。
ナ監督は、16日(現地時間)、アメリカのメディア「The Hollywood Reporter」とのインタビューで、「HOPE」の続編に対する具体的な構想を明かした。
まず、ナ監督は、「HOPE」の舞台を非武装地帯(DMZ)の近くに設定した理由について、「プロットとアクションを生かすには、非常に孤立した場所が必要だったし、だからこそ、DMZの近くに行かざるをえなかった」と説明した。
続けて、「物語を発展させていくうちに、内容が長くなり、全体の話をすべて語るには、少なくとも続編があるか、3本の映画が必要だと考えた」と明らかにした。「HOPE」を初めて構想した時から、ひとつの映画に物語をすべて詰め込むより、複数本に拡張する可能性を念頭に置いていたという意味だ。
実際に「HOPE」は、結末で新しい事件が起きる可能性を残し、後編への余地を残した。ナ監督は、「最初の映画は、すべて昼間に起こるが、最後に近づくにつれて、日が暮れ始める」とし、「少しの予告だが、続編では、夜に軍事支援部隊が到着するだろう」と語った。
また、ファン・ジョンミンが演じたボムソクに対しては、「足をひどく引きずっているが、なお生きて戦っている」とし、「彼が北朝鮮に渡ったとしても、驚かないでほしい」と付け加え、期待をそそった。
第1作がホープ・ハーバーの住民たちを中心に事件を展開したのに対して、続編では、軍組織が本格的に登場し、主人公が北朝鮮に向かう可能性に言及することで、拡張された世界観を暗示した。
ただ、続編の製作が確定されたわけではない。ナ監督は、「投資会社2社が、投資の意向を示した」としながら、「具体的に決まったことではないが、これまで行われた協議は前向きなものだった」と伝えた。
またナ監督は、「『HOPE2』の続編を次回作にするのか、別の作品をもうひとつ作るのか悩んでいる」とし、「非常に暗く、血なまぐさい匂いが漂う新しい映画に対するアイデアが浮かんだ」と付け加えた。
「HOPE」は、韓国で公開以降、北米をはじめとする海外市場でも、順次観客と会っている。16日、アメリカの映画興行集計サイト「Box Office Mojo」によると、「HOPE」は北米で14日までで累積527万ドル(約7億2千万円)を稼いだと集計された。非英語圏のアジアの実写映画としては異例で、北米の週末ボックスオフィスの上位10位圏にランクインし、北米で競争力を証明した。
海外の劇場収益や成果などが、今後、シリーズ拡張の可能性に影響を与える可能性があるだけに、グローバル市場でのヒットの動向にも注目が集まっている。









