俳優たちの「軍白期」が消えた…イ・ジュニョンは話題性1位、イ・ドヒョンは「破墓/パミョ」が大ヒット

「軍隊に行ったのに、よく見かけるね」

韓国俳優たちの「軍白期」のあり方が変わりつつある。かつて入隊は約1年半の活動休止を意味したが、事前制作やオンライン動画配信サービス(OTT)での公開が一般化し、入隊前に撮影した作品が兵役期間中に相次いで公開されるケースが増えている。当の本人は軍隊にいても、姿はテレビやスクリーンに登場し続けるというわけだ。

代表的な例が俳優イ・ジュニョン(UKISS出身)だ。7月21日に入隊した後も、tvN「フォーハンズ 〜2人のソナタ〜」で話題性1位を3週連続で記録している。

「フォーハンズ 〜2人のソナタ〜」はイ・ジュニョンが入隊前に撮影を終えていた。制作発表会も入隊前に収録済みだ。放送開始時にはすでに兵役中だったが、作品はまさに最も注目を集めるタイミングで視聴者に届けられている。

スクリーンでも空白はない。イ・ジュニョンが特別出演した映画「自筆」は現在、ポストプロダクションを経て公開準備中だ。入隊後もドラマや映画の新作が相次いで公開され、「軍白期」という言葉が意味をなさなくなっている。

こうした変化の背景には、事前制作の拡大がある。以前はドラマの撮影と放送が同時進行するケースが多かったが、近年は撮影をすべて終えてから編成したり、OTTでの公開時期を別途設定したりする作品が増えている。撮影時期と公開時期が分かれたことで、俳優が入隊しても完成済みの作品を通じて活動の継続性を保てるようになったというわけだ。

俳優イ・ドヒョンもその代表例だ。兵役中に映画「破墓/パミョ」が公開され、作品が大ヒットしたことで、俳優としての存在感もむしろ高まった。公式プロモーションには参加できなかったものの、作品のヒットを通じて世間の関心は途切れなかった。

歌手と比較すると違いはさらに明確だ。歌手は新曲発表、音楽番組、コンサートなど本人が直接参加する活動が多く、入隊期間の空白がはっきり出る。一方、俳優は撮影を終えた作品があれば、兵役中でも予定どおりドラマや映画を公開できる。

つまり、俳優の「軍白期」は“活動が止まる時間”から、“事前制作した作品が空白を埋める時間”へと変わりつつある。芸能関係者は「かつて俳優にとって入隊は『忘れられてしまうかもしれない時間』というプレッシャーが大きかった」とし、「今は入隊前にどれだけ、どのような作品を準備しておくかによって兵役中も作品を通じて活動を維持できる」と話した。

 

WOW!Korea提供

2026.09.17