
韓国映画歴代最高製作費の500億ウォン(約50億円)が投入された大作「HOPE」が、韓国国内の劇場興行での残念な結果を後にして、本格的なグローバルレースに突入した。韓国国内の劇場売上だけで損益を合わせていた方法から進み、北米をはじめとするグローバル市場を狙ったという点で意味が大きい。
去る16日、アメリカの映画興行集計サイトであるボックスオフィスMOJOによると、「HOPE」は北米で14日までに累積527万ドル(約8億円)と集計された。北米公開初日である去る9日には110万ドル(約1億7千万円)の売り上げを上げ、現地ボックスオフィスで2位を獲得した。
現在まで「HOPE」の全世界劇場売上は4156万ドル(約64億円)だ。この中で北米の売り上げは約12.7%。北米公開1週間で得た成績としては刮目すべき成果という評価だ。
これまで北米に進出していた韓国映画は、一部都市で公開され、ヒット推移によって上映館を拡大してきた。しかし「HOPE」は公開初日から1560余りの劇場で同時に公開する「ワイドリリース」を選んだ。北米の配給会社であるNEONが作品の商業性とヒットの可能性を高く評価したことによる戦略だ。現在までNEONの戦略が功を奏しているとみられる。
韓国国内では累積観客457万人と期待より大きく少なかったが、まだ失望するには早い。公開前に海外先行販売で収益を上げ、イギリス、オーストラリア、フランス、ドイツ、日本などで順次公開されるためだ。さらにストリーミング、付加版権の販売など、さらなる収益も見込まれる。歴代級の規模の製作費で遠くに見えていた損益分岐点の突破可能性も予想される。
「HOPE」の海外市場への接近方法は、これまでの韓国映画が韓国国内でのヒットで製作費を回収し、その後海外版権販売で収益を補完してきたのとは確実に違う。映画界の関係者は「『HOPE』が韓国国内市場のヒットの残念さを海外成績で挽回すれば、巨額の製作費が投入された韓国型の大作が内需市場の限界を克服し、収益を創出する新しい事例になるかもしれない」と話した。
WOW!Korea提供








