
「BTS(防弾少年団)」Jung KookやIU(アイユー)、「BLACKPINK」JENNIE(ジェニー)、女優ソン・ヘギョらの名前を探す遊びが大きな話題となった韓国のお菓子「カンチョ」が、今度は“色探し”で新たなブームを狙う。
ロッテウェルフードが、早ければ来月にも「カラー・カンチョ」を活用した“かくれんぼ”マーケティングを展開する。昨年、品薄になるほど人気を集めた「私の名前探し」に続く、「カンチョ」の参加型マーケティング第3弾だ。
15日、業界によると、ロッテウェルフードは早ければ来月、「カンチョ」マーケティング第3弾として、“かくれんぼ”をコンセプトにした「カラー・カンチョ」を披露する予定だ。
新たなキャンペーンは、商品の中から特別な色の「カンチョ」を探し出すというもの。商品を開封して“カラー・カンチョ”を発見した消費者が、その様子をSNSで報告・共有する参加型の企画になるとみられている。
「カンチョ」が単なるお菓子を超えて“探して楽しむコンテンツ”となったきっかけは、ロッテウェルフードが昨年9月に始めた「私の名前探し」だった。
「カンチョ」のビスケットに約500種類の名前をプリント。2008年から昨年まで新生児の名前として多く登録されたものや、「カンチョ」のキャラクター名などを商品に入れたところ、自分の名前だけでなく、家族や恋人、さらには好きな芸能人の名前を探す人が続出した。
第1弾、第2弾と続いた「私の名前探し」は大きな反響を呼び、複数の「カンチョ」を一度に開封して目当ての名前を探す「カンチョッカン」という新語まで登場した。
さらに、「BTS」Jung Kookをはじめ、IU、ソン・ヘギョ、「BLACKPINK」JENNIEなど、人気スターの名前を探すコンテンツがオンライン上で次々と拡散。“推しの名前探し”も加わったことで、子どもだけでなく幅広い世代が楽しむ遊びへと広がった。
その人気は、驚くほどの数字となって表れた。
昨年9~11月、「カンチョ」の売り上げはコンビニ2社を基準に前年同期比258%増加。わずか3カ月間で1300万箱を販売した。
オンライン上での「カンチョ」の言及量も752%増加し、購入関連キーワードは1200%増を記録。需要が急増して品薄となり、店舗への供給を「1店舗につき2日に3個」に制限するほどの人気となった。
■“子どものお菓子”からSNSで遊ぶコンテンツへ
実は「私の名前探し」には、長年定着していた「カンチョ」のイメージを変える狙いもあった。
2020~2024年の「カンチョ」の売り上げは200億ウォン(約20億円)台にとどまっており、“子どものお菓子”というイメージから脱却して消費者層を広げ、次の世代との接点を作ることが課題とされていた。
そこでロッテウェルフードは、「カンチョ」のキャラクターやビスケットへのプリントという従来からの特徴に、SNSへの投稿やランダムで引き当てる楽しさを組み合わせた。
“食べるお菓子”から、“探して、見つけて、SNSで共有するお菓子”へ。「カンチョ」を1つの遊びとして楽しめるようにしたことが、世代を超えたブームにつながった形だ。
■名前の次は“レアカラー”探しへ
そして今度は、“名前探し”から“色探し”へと遊び方を変える。
ロッテウェルフードは今回の“かくれんぼ”マーケティングを通じて、消費者参加型の盛り上がりをさらに継続させたい考えだ。目当ての名前を見つける楽しさから、商品の中に隠れた特別な色の「カンチョ」を発見する楽しさへと発展させ、消費者との新たな接点を作る狙いだ。
ロッテウェルフードの関係者は「消費者が『カンチョ』を1つの遊び文化として楽しんでいる現象に注目した」と説明。
続けて「全国民が一緒に『カンチョ』でかくれんぼをするというコンセプトで、食べる楽しさに新たな遊びの体験を加えたい」と伝えた。
Jung KookやIU、JENNIEら人気スターの名前を探すことから始まり、品薄になるほどのブームを生み出した「カンチョ」。今度は“レアカラー探し”が、韓国で新たな遊びとして広がるのか注目される。
WOW!Korea提供







