
※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
「財閥X刑事」シーズン2で、チン・イス(アン・ボヒョン)が強力1チームの助けを受け、麻薬使用と殺人の容疑を晴らして反撃に乗り出した。
11日に放送されたSBS金土ドラマ「財閥X刑事」シーズン2の第11話では、チン・イスが友人キム・ヨンファン(チェ・ドング)を殺害したというぬれぎぬを着せられ、留置場に収監される前代未聞の危機と、彼の無実を証明するために奔走するチュ・ヘラ(チョン・ウンチェ)と強力1チームの奮闘が、息もつかせぬ展開で描かれた。
この日、チン・イスは朝、目を覚ますと、自宅のリビングでキム・ヨンファンが血まみれになって死亡しているのを発見し、衝撃を受けた。しかし、前夜の記憶ははっきりしていなかった。
チン・イスが覚えていたのは、自宅に無断で入っていたキム・ヨンファンと口論になり、家を出ようとする彼から最後に握手を求められ、それに応じた直後に意識を失ったことだけだった。
2人きりだった家で殺人事件が起きたため、チン・イスはたちまち有力な容疑者となった。さらに、普段からチン・イスを快く思っていなかった刑事機動隊のカン・チーム長(イム・ヒョンソン)が彼を緊急逮捕し、強力1チームが手を打つ間もなく状況は悪化していった。
チン・イスを犯人と示す状況証拠も次々と出てきた。彼の体から麻薬成分が検出されたうえ、本人が警察に「僕が人を殺しました」と通報した録音まで確保された。さらに、精神科の診療記録も問題視され、事件が大々的に報じられたことで、チン・イスは一夜にしてスター刑事から、麻薬を使用した殺人容疑者へと転落した。
チン・イスは、キム・ヨンファンが握手を通じ、接触するだけで効果が表れる麻薬を自分に投与したのではないかと推測したが、それを証明する方法はなかった。
事件の余波も大きかった。強力1チームのメンバーは厳しい監査を受け、チェ会長(キム・ミョンス)もハンスグループの取締役会で激しく追及され、辞任を迫られた。
追い打ちをかけるように、ユ・ソンウォン(ユ・スンホ)が混乱するチン・イスをさらに追い詰めた。
留置場の面会室を訪れたユ・ソンウォンは、殺害容疑を否定するチン・イスに「なぜか、こんな日が来るような気がしていた。ヨンファン兄さんを刺した時、どれほど気分が良かったか思い出してみろ。それが兄さんだ」と語った。
連続殺人を犯してきた自分とチン・イスを同一視し、彼の内面へ執拗(しつよう)に入り込もうとするユ・ソンウォンの狂気に満ちた執着が、不気味さを漂わせた。
しかも、ユ・ソンウォンの言葉は、チン・イスの最も弱い部分を的確に突いていた。チン・イスは彼の詭弁(きべん)を必死に無視しようとしながらも、麻薬で意識がもうろうとしていた間に、自分の内面に潜んでいた暴力性が表れ、キム・ヨンファンを殺害したのではないかと、自らを疑い始めた。
いつも自信に満ちた姿で事件を解決してきたチン・イスが、初めて自分自身すら信じられなくなる姿が、危機感を一層高めた。
しかし、強力1チームだけは最後までチン・イスを信じていた。チュ・ヘラはチン・イスの近所で聞き込みをしていた際、人気歌手コ・ダンビ(ミン・ギョンア)と出会い、事件当日、チン・イスの自宅へ不審な男が入っていったという決定的な証言を得た。
チン・イスが何者かの用意周到なわなにはめられたと直感したチュ・ヘラは、ユ・ソンウォンの仕業ではないかと疑ったものの、すぐには2人を結び付ける手掛かりを見つけられなかった。
続いて、強力1チームの痛快な反撃が始まった。メンバーたちは、刑事機動隊がチン・イスを犯人と断定する根拠とした証拠を一つずつ覆していった。
新たな容疑者を突き止めたほか、チン・イスの体から検出された麻薬も、キム・ヨンファンを通じて投与されたものだと明らかにした。
決定打となったのは、チン・イスの「自白電話」だった。強力1チームは、チン・イスの声でかかってきた「僕が人を殺しました」という通報電話まで偽造されたものだと突き止め、一見隙のないように思われたわなをついに崩した。
ぬれぎぬが晴れ、留置場から釈放されたチン・イスは、堂々とした姿で危機に陥ったハンスグループへ向かった。
最大株主として取締役会に出席したチン・イスは、チェ会長を引きずり下ろそうとする勢力の動きに歯止めをかけ、経営権まで守り抜いた。自信に満ちた本来の姿を取り戻したチン・イスの行動が、痛快さを加えた。
しかし、息をつく暇もなかった。再び全員がそろった強力1チームは、チン・イスに殺人のぬれぎぬを着せた新たな容疑者チョ・ピルグ(パク・ドウク)の行方を追った。
凶悪犯罪の前科が何度もあるプロの犯罪者チョ・ピルグの自宅を突き止めた強力1チームは、直ちに逮捕作戦に乗り出した。ところが、チョ・ピルグは凶器を振り回して抵抗し、通りかかった生徒を捕まえて人質に取ったことで、再び予測不能な状況が繰り広げられた。
さらに、本編終了後の映像では、チョ・ピルグがユ・ソンウォンとつながっている事実も明らかになり、緊張感が一層高まった。
果たして強力1チームは、チン・イスがぬれぎぬを着せられた事件の全容を解明できるのか。そして、徐々にチン・イスを追い詰めるユ・ソンウォンの魔の手を止められるのか、注目が集まる。
この日の視聴率は全国基準で6.4%、首都圏で6.7%を記録し、瞬間最高視聴率は7.6%まで上昇した。20~49歳の視聴率は最高2.7%だった。第9話の6.7%、第10話の7.8%と比べると、全国視聴率はやや低下した。(ニールセン・コリア調べ)
SBS金土ドラマ「財閥X刑事」シーズン2は、捜査が行き詰まると財力で状況を覆す財閥刑事チン・イスと、新チーム長チュ・ヘラが繰り広げる痛快な共同捜査劇。第12話はきょう(12日)午後9時50分から韓国で放送される。
日本ではDisney+で配信されている。
WOW!Korea提供





