「BTS」プサン公演、外国人消費71.7%増…デビュー13周年ライブの経済効果が明らかに

「BTS(防弾少年団)」がデビュー13周年記念日に開催したプサン(釜山)公演が、音楽の枠を超えて地域経済にも大きなインパクトを与えた。公演前後には外国人消費が前年同期比71.7%増を記録し、小規模事業者の売り上げも大きく伸びるなど、「BTS」が生み出す圧倒的な経済波及効果が改めて証明された。



韓国・中小ベンチャー企業部は22日、「BTS」が6月12日と13日の2日間、プサンアジアド主競技場で開催した「BTS WORLD TOUR 'ARIRANG' IN BUSAN」の前後における地域商圏の売り上げ分析結果を発表した。

今回の公演は、2日目の13日が「BTS」のデビュー13周年記念日に当たり、2日間で約11万人を動員。2022年10月の「Yet to Come in BUSAN」以来、約3年8か月ぶりとなるプサン公演ということもあり、世界中からARMY(ファンクラブ)が集結し、街全体が熱気に包まれた。

分析は、公演前後2週間を含む計4週間(5月30日~6月27日)の売り上げを前年同期と比較。その結果、プサン市内の小規模事業者の売り上げは前年同期比3.6%増となり、全国平均(0.4%増)やソウル(0.3%増)を大きく上回った。公演当日の売り上げは11.1%増を記録し、公演後よりも公演前の方が高い消費喚起効果が確認された。

業種別では、コンビニエンスストアが6.5%増、美容関連が6.2%増、飲食店が3.6%増と幅広い業種で売り上げが上昇。商圏別では、ヨンド(影島)商圏が13.7%増、国際市場が11.0%増、ソミョン(西面)が8.7%増、ヘウンデ(海雲台)が5.0%増、プサン駅周辺が4.2%増となるなど、市内各地で公演効果が表れた。

とりわけ海外ファンによる消費は顕著で、外国人消費は前年同期比71.7%増を記録。宿泊業は148.1%増、飲食店72.3%増、コンビニエンスストア71.0%増、美容関連63.8%増と大幅に伸びた。ヨンド商圏は259.1%増、クァンアルリ(広安里)商圏も101.3%増を記録するなど、「BTS」を目当てに訪れた世界中のファンが、地域経済にも大きな活気をもたらしたことがデータから明らかになった。

イ・ビョングォン中小ベンチャー企業部第2次官は、「今回の分析は、大規模なK-POPコンサートが小規模事業者や地域商店街にもたらす経済波及効果をデータで証明した事例」と評価。「今後も官民のデータを活用し、データに基づく小規模事業者支援政策を推進していく」と述べた。

世界中のARMYが集結したデビュー13周年公演は、会場を埋め尽くした熱狂だけでなく、プサンの街にも大きな活気をもたらした。「BTS」が持つ世界的な影響力の大きさを、改めて示す結果となった。

WOW!Korea提供

2026.07.22