「取材レポ」SG WANNABE “僕たちの居場所はまさにここです” SG WANNABE COME BACK CONCERT in Japan 「I WANNA BE WITH YOU」開催

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11月11日(水)に東京・豊洲PITでSG WANNABE COME BACK CONCERT in Japan 「I WANNA BE WITH YOU」が開催された。

SG WANNABEはキム・ヨンジュン、キム・ジノ、イ・ソクフンの3人からなる韓国男性3人組ボーカルグループで、その圧倒的な歌唱力から2004年のデビュー以来、韓国トップグループとして君臨。

メンバーの入隊により、活動を休止。今年8月19日アルバム「THE VOICE」のリリースで約4年ぶりに活動を再開させた。

そんな彼らによる待望の日本公演。大きな期待を胸に多くのファンがつめかけ、会場は温かい雰囲気に包まれた。

バックバンドの演奏の中、メンバーの影が一人ずつ映し出され、一人また一人と増える影に歓声も大きくなっていく。

一曲目の「胸ときめくように」から持前の歌唱力で会場を巻き込んでいくメンバー。「素敵な記憶」、「Timeless」、「ラララ」と立て続けに披露。「ラララ」では、「一緒に!」とファンと一体となり、パフォーマンス。自らのかけ声にぴったりとついていくファンの様子にうれしそうに微笑みながら歌うメンバー。4年の空白をまったく感じさせない彼らに会場の熱もさらに上がっていく。

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「皆さん、こんばんは!SG WANNABEです!」とあいさつ。ヨンジュン「今日もいっぱい来てくれましたね。ありがとうございます」とにっこり。

続けて、「日本のファンの皆さん、本当にお久しぶりです。お元気でしたか?(ファン:はーい!)僕たちもいっぱい元気です」と笑った。

ジノは「僕たちのことを待っていてくれていましたよね?僕たちもとても会いたかったです」とやっと会えたファンを前に微笑んだ。

「皆さんに会いに来るのがすごくドキドキしました」と照れ笑いするのはソクフン。

ヨンジュンが「私たちが4年ぶりに日本・東京で公演をすることになりました。この間、皆さんが私たちを忘れていらっしゃったらどうしようと心配もたくさんしましたが、こうやって昨日今日と皆さんの明るい顔を見られて本当にうれしかったです」とこの日を迎えるまで不安だったと本音を明かした。

ヨンジュンによる曲紹介から5曲目の「Get along together」へ。

「あの時」、「二十歳」、「YOU ARE MINE」はメンバーそれぞれが書く物語に沿って進行される。「あの時」では、ソクフンがピアノを担当。ファンの心に届くよう丁寧に熱く歌い上げた。

「感動しましたか?」と問いかけるヨンジュン。「後ろ(映像)になぜ歌詞をのせたのか理由をお話ししたいと思います。とても簡単にいうと“辛くても僕たちがいるから”という気持ちで…」と再び照れ笑いを浮かべるソクフン。

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「アリラン」は曲紹介の段階で大きな歓声が上がった。ファンの喜びを表すかのように一斉にペンライトが揺れる。

「生きて」ではせつない歌声に会場中が息を飲んだ。「その中であなたに出会って」からの「People」、「空を飛び」はソロパート。

先陣を切ったのはリーダーのヨンジュン。その存在感に客席から思わず感嘆の声がもれた。

続く2番手はジノ。感情豊かな歌に自然と手拍子が沸き起こり、最後は大興奮。

その余韻を引き継ぎながら、ソクフンが再びピアノの前に。大きな歓声が彼を包む。ヨンジュンが「かっこよかったでしょう?」とファンに問いかけると何度目かのソクフンの照れ笑いに客席もほっこり。

「次は皆さんも一緒に盛り上がる時間です」と日本公演のために準備したという「虹色」を披露。

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盛り上がりも最高潮で「STAY」、続く「僕の人」では、「みんな一緒に!」とマイクを客席に向け、ファンと一体に。

とても勇気が必要だったというソクフンは「今回の日本公演にたくさん来てくれてありがとうございます」とファンに感謝の気持ちを伝えた。「いつもそうですが、皆さん本当に最高です」というジノにファンも歓声で応える。

「今日の皆さんの表情ひとつひとつを私たちの目と心に焼き付けて帰ります。これから日本でも活動できるように頑張ります」というヨンジュンの力強いメッセージにファンの目もより輝いた。
名残惜しい雰囲気の中、「愛して本当によかった」では歌詞の一部を日本語に変えて歌唱。
「ありがとうございました。最高です!」と舞台を後にするメンバー。

4年間の活動休止期間が “僕たちの居場所はまさにここです”とファンのそばが自分達の居場所だと改めて、実感したのだろう。

アンコールでは「おやすみ」を披露し、メンバー3人で肩を組み、深々と頭を下げた。
多くのファンに愛され、またその愛を人一倍大きな愛で返すSG WANNABE。圧倒的な才能と愛に溢れた伝説のボーカルグループはこれからも多くの伝説を残していくに違いない。

 

取材:Korepo(KOREAREPORT INC)

写真提供: (c) SG WANNABE JAPAN OFFICIAL FANCLUB

■SG WANNABE JAPAN OFFICIAL FANCLUB:http://www.sgwannabe.jp/

 

 

 

2015.11.28