「INFINITE」エル主演「共感細胞」監督、「感情共有の設定、難しく見えないように工夫」



キム・チルボン監督とチョン・ヨン作家が、ロマンティックコメディの新たな魅力を届ける。

来る7月放送予定の新土日ドラマ「共感細胞」は、共感することを拒む女性と、他人の感情を抱え込んで生きる男性が“感情共有”という超現実的な事件を通じて互いの世界を侵食しながら、感情を再び学んでいく過程を描くロマンティックコメディである。

ドラマ「共感細胞」についてキム・チルボン監督は、「ロマンティックコメディは人物の表情や呼吸、タイミングひとつでときめきや笑いを生み出さなければならない」とし、「明るく楽しく見られるが、その中に人物たちの本心も込められた作品で、初のロコとして挑戦したいと思った」と伝えた。

一方でチョン・ヨン作家は、「MBTIが流行し、思考型(T)と感情型(F)の考え方の違いに興味を持っていた」と切り出し、「ふと『冷血そうな人が共感能力が高く、苦しむ人の感情を受け取り始めたらどうなるのか』という考えがドラマの出発点だった」と執筆のきっかけを語った。

キム・チルボン監督とチョン・ヨン作家は、「俳優たちのシンクロ率は90%以上」とし、主演俳優への強い信頼を示した。キム・チルボン監督は「キム・ミョンス(エル)俳優は他人の痛みを包み込むチャ・ウンファンの感情を繊細に表現してくれた」と述べ、「カン・ミナ俳優は、やや憎まれやすいユ・ジアンというキャラクターを立体的に演じた」と称賛を惜しまなかった。またチョン・ヨン作家は「クォン・ソヒョン俳優は作品の雰囲気を安定させてくれる力がある」と付け加えつつ、「残りの10%は俳優たちが現場で加えた意外な魅力だ。その部分がキャラクターをより生かした」と俳優陣に感謝を伝えた。

“感情共有”という超現実的なテーマであるだけに、演出面では多くの工夫が求められた。キム・チルボン監督は、「感情共有を過度に大げさに、あるいは難しく見せないよう工夫した」とし、「効果や説明に頼るのではなく、俳優の表情、呼吸、カメラの構図、音楽のリズムで感情が移っていく瞬間を表現しようとした」と演出ポイントを説明した。特に「感情共有が初めて明確に表れる場面が難しかった」と明かし、「強すぎれば漫画的になり、弱すぎれば設定が曖昧になるため、その中間点を見つけるのに苦労した」と語った。

チョン・ヨン作家もまた、「“感情共有”という設定を視聴者が短時間で自然に理解できるようにすることが最大の課題だった」と明かした。続けて「ふたりの間の強烈な“感情共有”を明確に見せるシーンを通じて、視聴者が違和感なく受け入れられるようにしたかった」と語り、それでもこの題材を選んだ理由について「それを通じて互いを理解し愛し合い、最終的には自分の傷まで気づいて癒していく過程こそが『共感細胞』の最大の魅力であり面白さだからだ」と強調した。

一方、新土日ドラマ「共感細胞」は来る7月4日(土)午後10時50分にライフタイムとU+tvモバイル、ディズニープラスで同時公開される。

2026.06.22