
K-POP市場では再結成プロジェクトが珍しくなくなった今でも、10年後に再びチャート1位まで駆け上がるケースは決して多くない。
まさに“物語の完結”だった。
「I.O.I」がデビュー10周年を記念した完全体での活動を通じて、Melon TOP100で1位を獲得した。単なるチャート首位という結果以上に、今回の記録が注目を集める理由は、その背後に積み重ねられた10年という時間にある。
「I.O.I」は19日、3rdミニアルバム『I.O.I : LOOP』をリリースし、タイトル曲『突然』で活動をスタートした。公開直後にはMelon HOT100で1位を記録したものの、TOP100首位まで到達するのは簡単ではないとの見方も少なくなかった。しかし29日午前、ついに1位を獲得し、長年グループを待ち続けたファンの思いに応える結果を残した。
今回の首位が特別なのは、一時的な話題性やバイラルによる成果ではないからだ。
「I.O.I」は2016年にMnet「PRODUCE 101」から誕生した初のプロジェクトグループとして大きな人気を集めた。しかし活動期間は約10か月。短い活動を終えた後も、ファンからは完全体での再結成を望む声が絶えなかった。
だが、再結成は決して簡単なことではなかった。
チョンハが「だめでもともと」という思いでメンバーたちに直接連絡を取り、チョン・ソミはタイトル曲『突然』の作詞に参加した。俳優、ソロ歌手、タレントとしてそれぞれの道を歩んでいたメンバーたちが、10周年という節目のために再び集まったのである。
活動期間中にも、メンバーたちの真心は随所で感じられた。
当初、24日に放送されたSBS「人気歌謡」が最後の音楽番組出演になる予定だった。しかし、別れを惜しむファンの気持ちに応えるように、メンバーたちはコンサート準備で多忙な中でも時間を作り、28日に放送されたMnet「M COUNTDOWN」への出演を決めた。
「I.O.I」にとって「M COUNTDOWN」は特別な場所でもある。「PRODUCE 101」から誕生した彼女たちが、初めて本格的な活動をスタートさせた舞台の一つだったからだ。10周年活動の最後のあいさつも同じ場所で行われたことは、ファンにとっても意味深い瞬間だった。
さらに29日から31日まで、ソウル・チャムシル(蚕室)室内体育館では単独コンサート「2026 I.O.I Concert Tour : LOOP」も予定されていた。リハーサルや公演準備だけでも余裕のない日程だったが、メンバーたちは最後までファンとの約束を守った。
今回の完全体活動には参加できなかったカン・ミナとチュ・ギョルギョンも、それぞれの形で応援の気持ちを伝えた。完全ではなかったかもしれない。しかし、だからこそ今回の再会はより現実的で、より温かく感じられた。
短かった10か月と、長かった10年。
その時間の中でメンバーたちはそれぞれの場所で成長し、ファンもまた変わらず「I.O.I」を待ち続けてきた。
『突然』という曲名のように、今回の1位は突然訪れたように見えるかもしれない。しかし実際には、10年間積み重ねてきた思いと努力、そして変わらない応援が生み出した結果だった。
だからこそ今回のMelon TOP100首位は、単なるチャート1位ではない。
「I.O.I」とファンが共に完成させた、10年越しの物語の結末だった。
WOW!Korea提供







