韓国をはじめとしたアジアの良質なエンターテイメントを幅広く招致し、ライブをはじめとしたさまざまな展開によって、国と国とを結ぶ懸け橋を目指すイベント『LIVE ARCH』。
vol.3としてDal☆ShabetとMR.MRをゲストに迎えて10月に行なわれる予定だった公演が延期となり、ついに1月7日(火)、8日(水)に振替公演の開催が決定。初日の7日にはDal☆Shabetがゲストで登場し、東京・赤坂BLITZにてファンとともに楽しいひと時を過ごした。
開演を知らせる映像が流れると、オールスタンディングでピンクのペンライトを揺らして待つファンの前に、赤いミニスカート姿のDal☆Shabetが登場。「Bling Bling」でノリノリになると、短いスカートをヒラヒラさせる振り付けがセクシーな「BE AMBITIOUS」と続いて会場のボルテージは一気に上昇した。
応援ゲストとしてお笑いコンビ「天津」の木村卓寛が登場し、Dal☆Shabetのデビュー3周年のお祝いに華を添えた。映像を見ながら2011年のデビューからこれまでを振り返り、セリは「こうして見てみると結構たくさんのアルバムを出していたんですね(笑)3周年を日本のファンの皆さんと一緒に迎えられて、とてもうれしいです」とファンに感謝。ここで大きなお祝いのケーキが登場すると、会場は「チュッカハムニダ(=おめでとうございます)」と韓国語でお祝いのメッセージを送った。
それに応えるように次の「Supa Dupa Diva」を歌う間は、ファンのためのフォトタイムに。会場のファンは準備してきたカメラを手にして、思い出をたくさんの写真に収めた。
質問コーナーでは“エロ詩吟”で有名な木村らしい質問からスタート。「お風呂ではどこから洗いますか?」と木村が問いかけると、会場の男性ファンからは歓声も。メンバーは「歯!」、「髪!」と答え、笑顔でさらりとかわした。次に「日本で行ってみたい場所」について、カウンは「お台場」と即答。「デートスポットだと聞きました。ドキドキする場所ですよね」と少女らしいスマイルに。
アユルは「よしもと水族館?」と自信なさそうに答えると、吉本興業所属の木村が「ありますよ。埼玉県の三郷市によしもと水族館がありますけど、よく知っていますね」と驚き「吉本興業の人間も行ってないのに…」とつぶやいて笑いを誘った。
次に木村がステージを下りてファンにマイクを向け、Dal☆Shabetとファンとの架け橋となった。「好きなキャラクターは?」という女性からの質問に、ウヒは「リラックマ」、セリは「HELLO KITTY」、アユルは「ミッキーマウス」、ジユルは「ワンピース」、スビンは「ピカチュウ」、カウンは「クレヨンしんちゃん」と好きなキャラクターを紹介。
また日本のファンの印象についてジユルは「かわいい!私たちに会ってうれしくて泣いてくださった方がいて、そんな姿を見た時にかわいいと思いました」と語った。
「他のK-POPグループで仲のいい人は?」という質問には、ウヒ「Girl's Day」、セリ「RAINBOW」、アヨン「HELLO VENUS」、ジユル「SUPER JUNIOR」と答えていく中、スビンは「Dal☆Shabet」とニッコリ。カウンはメンバー1人1人の名前を挙げ、仲の良さを見せた。
軽快なメロディーの「MR.Bang Bang」で会場はさらにヒートアップ。ボディラインがくっきりとした“エロカッコイイ”黒の衣装にチェンジした6人が登場すると、お楽しみの抽選会がスタート。メンバー全員のサイン入りCDもしくは写真入りの色紙を3名ずつ計6名にプレゼントされた。
さらに第2弾として新たに選ばれた6名にはメンバーそれぞれの私物がプレゼントされることに。帽子やパーカー、セーターにダウンジャケットまで、Dal☆Shabetメンバーそれぞれの愛蔵品が手渡され、中にはうれしさのあまりに泣き出してしまうファンの姿もあった。
力強いダンスが魅力の「Hit U」に続き、「Pink Rocket」でキュートなダンスを披露すると会場のボルテージもMAXに。ラストとして、翌日8日に韓国で発売される7thミニアルバム「B.B.B」のタイトル曲「B.B.B(BIG BABY BABY)」が初公開。会場は大きな歓声が上がった。イベント前の囲み会見でポイントだと語っていた“もどかしさ、悔しさを表現したダンス”と“ヒップアップダンス”が、甘い歌声に合わせてセクシーさを際立たせた。
カウンは「皆さん来てくださって、ありがとうございます。また会いましょう!」とかわいらしく日本語であいさつ。続けてアヨンも日本語で「いつもいつも一緒だよ」とファンへの愛を伝えると、ジユルは「(まだまだ)不足している私たちですが、見に来てくださってありがとうございます。これからもっとよい姿をたくさんお見せします」と謙虚な姿勢を見せた。
セリは「今日のDal☆Shabetのステージはどうでしたか?」とファンに問いかけると、会場からは「最高!」と大きな声が響いた。続けて「いつもファンの皆さんのために頑張っています。日本でコンサートができるようにしたいので、これからも私たちを愛してください。大好き!」とあふれるファンへの愛情を示した。
アンコールでは「Have don't Have」、「Bling Bling」と2曲を披露し、ステージ終了後にはハイタッチ会でファンとの交流を深めた。
ダンスではセクシーな姿を見せ、話すと愛らしい笑顔を見せ、魅力あふれるDal☆Shabetの6人。その魅力でより一層活躍の場を広げ、日本中を甘く溶かしてくれることを期待したい。
photo: (C)韓タメDaily
取材:Korepo(KOREAREPORT INC)
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