「BTS」、メキシコシティで15万人の観客と対面…競技場周辺には3万5000人の人波



「BTS(防弾少年団)」がメキシコシティを紫色に染めた。

「BTS」は7日と9~10日(以下、現地時間)の3日間、メキシコシティのエスタディオGNPセグロス(Estadio GNP Seguros)で「BTS WORLD TOUR “ARIRANG” IN MEXICO CITY」を開催し、約15万人の観客と会った。これは2015年7月以来、約10年10か月ぶりにメキシコで開催された完全体での単独コンサートだ。

この日、「BTS」は安定感のあるライブと隙のない群舞でメキシコを魅了した。メキシコ文化をパフォーマンスの随所に溶け込ませた点も大きな反響を呼んだ。

「Aliens」のステージには、メキシコ伝統のプロレス「ルチャ・リブレ(lucha libre)」のマスクを着けたダンサーたちが登場し、Vが「IDOL」の公演中に現地の軽食バンデリージャ(Banderilla)を楽しむ場面は、SNSを中心に急速に拡散された。

メンバーは「皆さんは本当に最高だった。これ以上何を言えるだろうか。必ずまたメキシコに戻って来る」と感想を伝えた。

また、「ソカロ広場から続いた熱気を忘れられないと思う。メキシコに対する良い思い出をたくさん抱えて帰る」と、スペイン語で感謝のあいさつを伝えた。



公演会場の外の熱気も熱かった。

現地当局は、2~3日目の公演日に約3万5000人のファンが競技場周辺を埋め尽くしたと推算した。人波が周辺道路まで広がり、一部区間が一時統制されることもあった。

「BTSノミクス(BTSnomics)」と呼ばれる「BTS」の経済的波及効果も大きな注目を集めている。

メキシコシティ商工会議所は、今回の公演がチケット販売、航空、宿泊、飲食、地域商圏の消費などを含め、約1億750万ドル(約1557億円)規模の経済効果を生み出すと予想した。

また、国内外の観光客流入により、宿泊部門で約1700万ドル(約246億円)、飲食・サービス消費では約218万ドル(約32億円)規模になると見込んだ。

一方、「BTS」は16~17日と19日にスタンフォード・スタジアム(Stanford Stadium)でファンと会う。

2026.05.12