ソウル市、「BTS」光化門カムバック公演前に宿泊施設を集中点検 料金表未掲示など18施設摘発

「BTS(防弾少年団)」の光化門カムバック公演を控え、ソウル市が宿泊施設の集中点検を実施した。訪韓観光客の増加が見込まれる中、宿泊料金表を掲示していないホテルなど18施設が摘発され、市は公演当日まで取り締まりを強化する方針だ。

ソウル市は8日、「BTS」のクァンファムン(光化門)カムバック公演を前に宿泊施設の点検を実施した結果、宿泊料金表を掲示していない宿泊施設が多数摘発されたと明らかにした。市は公演当日まで点検と市民通報を並行し、集中管理を続ける方針だ。

ソウル市民生司法警察局(市民生活に関わる違法行為を取り締まる特別司法警察組織)は、先月25日から今月4日まで、チョンノ(鍾路)区・チュング(中区)およびソウル警察庁と合同で、光化門周辺の一般ホテルや観光ホテルなど83か所を対象に抜き打ち点検を実施した。宿泊料金表や営業申告証の掲示、料金遵守の有無などを確認した結果、18か所の施設が摘発された。

今回の点検は、「BTS」がカムバック公演でキョンボックン(景福宮)などの使用許可を受けたことを受け、観光客の急増が予想されることから実施されたものだ。ソウル市は1月からチョンノ区・チュング区一帯の宿泊施設を対象に料金安定化対策と点検を進めてきた。

さらに先月2日から4日まで、名誉公衆衛生監視員(自治体が委嘱した市民モニター)が569か所の宿泊施設をモニタリングしたところ、料金表を掲示していない施設が確認され、今回の集中取り締まりにつながった。

宿泊業者は「公衆衛生管理法」に基づき、施設内に営業申告証を、フロントには宿泊料金表を掲示する義務があり、掲示された料金に従って営業しなければならない。今回摘発された18施設は営業申告証または宿泊料金表を掲示していなかった。

ソウル市民生司法警察局は、摘発された施設を順次立件して捜査を進める予定だ。捜査結果によっては最大6か月以下の懲役または500万ウォン(約50万円)以下の罰金が科される可能性がある。


また料金表未掲示などで摘発された施設については、管轄自治体であるチョンノ区・チュング区に行政処分(1次改善命令、2次営業停止5日、3次営業停止10日、4次営業所閉鎖)を要請する方針だ。

ソウル市は21日まで「ソウル市応答所」を通じ、オフィステルなどの違法宿泊営業や料金表未掲示、掲示料金の不遵守などについて市民からの通報も受け付ける。重要な証拠を添えて通報した場合、審議を経て最大2億ウォン(約2000万円)の報奨金が支給される。

ピョン・ギョンオク ソウル市民生司法警察局長は「BTSのカムバック公演を観るために訪れる外国人観光客が、ソウルで被害や不便を経験することがないよう、公演当日まで宿泊施設への違法営業点検と捜査を続けていく」と述べた。

WOW!Korea提供

2026.03.08