映画「王と生きる男」衣装とメイク裏話、「波乱に満ちた端宗役」パク・ジフン…「人生が直感的に伝わるように工夫」

多数の時代劇に参加し、時代劇の映画衣装のベテランとして知られるシム・ヒョンソプ衣装監督は、「伝統衣装の正確な検証を基盤にしつつ、その中で本作だけの創作性を表現する方向で意見をまとめた」と述べた。約500着の衣装を自ら制作し、「王と生きる男」だけの新たな世界を完成させ、注目を集めている。シム監督は、自然な色合いの天然素材を主に使用し、光川洞の質素で自然と調和する雰囲気を表現した。オム・フンドの服装には麻で作られた冠を用い、庶民的でユーモラスなイメージを強化した。

イ・ホンウィの衣装には癸酉靖難(ケユジョンナン)以降、上王時代に端宗が実際に着用した黒のコンリョンポ(袞龍袍、王が日常的に着用した正服)を制作し、史実検証を反映。白色や淡いパステル調のドポ(道袍、外衣)を活用し、キャラクターの哀しみや立場まで映し出した。特に「流刑の旅でイ・ホンウィの白いドポが破れる様子は、内面の心情を表している」と語り、愛する者すべてを失い、生涯経験したことのない苦難と屈辱を耐え抜くイ・ホンウィの心境まで衣装に込めた。

さらに、ドポの上にケジャ(朝鮮時代の武官の軍服、文武官の普段着)を重ね着するレイヤード方式でシルエットを大きくし、実質的な最高権力者としての威圧感を表現したハン・ミョンフェの衣装から、イ・ホンウィを見守る温かな思いを小紋の民服で表したメファの衣装まで、「衣装はその作品だけの新たな世界」と語るシム監督の言葉どおり、「王と生きる男」はキャラクター固有の個性と感情を存分に込めた完成度の高い衣装で、もう一つの鑑賞の楽しみを提供している。

公開から5日で100万人動員のヒットを記録した「王と生きる男」は、現在韓国の各劇場で絶賛上映中だ。

 

WOW!Korea提供

2026.02.11