「BTS」V&「BLACKPINK」JENNIE、同時期に写真展が話題…K-POPの2人のアイコンが描く“昨日と今日”



“25歳JENNIE”の欠片

「初めはきまずくて恥ずかしいし、私こんなだったの? ありえない、このような瞬間があまりにも多くて、写真をすべて省きました。本当にかわいいと感じられる写真だけ選んで入れたりしたんです。そうして、自らに『あなたがこれを残した理由って何?』と、質問するようになりました。恥ずかしい姿も、結局私だということを受け入れるようになったんです。」

時計を戻して2021年に行こう。25歳のJENNIEは、自分の記録を残した。直前の年にフルアルバム「BORN PINK」とタイトル曲「How You Like That」が、グローバルの舞台で愛されて、改めてK-POPの地位を強固にした時だ。その頃、彼女の欠片がパズルのようにまた浮上した。

展示場の入口ドアを開けると、一種の“イントロ”からJENNIEとの出会いが始まる。中央に置かれた長いテーブルは、観覧客が直接パズルを組み合わせることができるようにしておいた装置だ。欠片一つを持ってピッタリと合う所にはめれば、大型スクリーンでJENNIEのある日々が浮かび上がる。

展示を訪れたファンたちは、JENNIEと共にその日の記憶に合わせて、時間旅行に出ることになる。

30歳になったJENNIEが、再び取り出した瞬間は5年前。25歳の彼女の記録は、温かくて明るく澄んでいる。ここには、“人間シャネル”と呼ばれるトップスターはいない。最も燦爛としているが、最も平凡になりたかった時代の記録で、徹底的な解体と復元の空間だった。

ホン・ジャンヒョン氏ら写真作家3人がキャッチした被写体のJENNIEは、熱い照明の下、完璧なアイドルの姿を写さなかった。少しぼさぼさの髪、化粧気のない顔、いたずらっ子ぽく顔をしかめた表情など、欠陥のないK-POPスターの姿とは距離が遠い日常の記録だった。



JENNIEは、展示最後のコースで見せるインタビュー映像を通じて、「初めて挑戦する撮影や衣装も多くて、果敢な選択もあったが考えただけでも、笑えてきて楽しい作業だった」と明かした。

展示は、まるで25歳のJENNIEが書き留めた日記帳を覗き見している気分だ。華麗なステージから下りて、1人に残された時間のJENNIE、ふらりと出かけた旅行の道で自然の道へ帰ったJENNIE、片付けることができない感情に完全に自分を預けたJENNIE、絶えず自由を切望するJENNIEの姿が、1カット、1カットの写真の中に生きていた。景福宮が見下ろせるガラス窓、冷たい冬の日光が燦爛としていたJENNIEの25歳に会うと、また一つのBカット写真になる。

この展示がおもしろいのは、3階の空間を完全に活用したストーリーテリングにある。狭苦しい動線をゆっくり移動してみれば、一体のテキストを排除したイメージが観客に声を掛ける。

JENNIEの25歳は、いつも“私”を探し続ける旅行のようだった。彼女は、「私自身が誰なのか尋ねる言葉が、いつも私の中に存在していた」とし、「私を幸せにさせるものを残しておいて時間が流れて、これを見て私をすくい上げなくちゃいけないと思った。ずっとあなたらしく暮らしなさいと、25歳のJENNIEに話してあげたい」と語った。彼女がファンたちに渡すメッセージは、フォトブックに収められた。「私を最もよく知っている人も、最も愛してくれる人も結局、私」ということだ。

なお展示は、今月29日までで、前売り開始40分で全チケットが売り切れた。692ページにわたるJENNIEの限定版フォトブックは、重さだけで2キロに迫るが“保存用”と“鑑賞用”で2冊ずつ購入するファンたちも少なくなかった。すでに3000部が品切れとなった。チケットの収益金は、全額寄付される。

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2026.01.22