故アン・ソンギさんの長男、写真で父への思い伝える



美術家アン・ダビンが、去る4日、自身のSNSに故アン・ソンギさんの写真を1枚アップした。写真には、故人が主演を務めた映画「その島に行きたい」(監督:パク・グァンス)の写真集が収められている。

モノクロ写真の中の故アン・ソンギさんは、カメラを見つめ、淡々とした表情を浮かべている。何のコメントも添えられていないが、1枚の写真だけで、一生を映画のために捧げた父親への尊敬、哀惜、恋しさが感じられる。

アン・ダビンは故アン・ソンギさんの長男で、西洋画家兼インスタレーションアーティスト。2006年に西洋画家として米国でデビューし、2009年には初の個展を開いた。次男アン・フィリップは米国シカゴ大学の写真学科を卒業後、現在は写真家として活躍中だ。



故アン・ソンギさんは、**2019年に血液がんの診断を受け、翌年に完治の判定を受けたが、その後再発し、闘病生活を送っていた。**闘病中にも映画に出演し、各種イベントにも参加する情熱や、後輩たちに向けた応援で感動を与えた。先月30日、食事を詰まらせ倒れ、集中治療室で意識不明の状態が続いていたが、5日午前にこの世を去った。

所属事務所アーティストカンパニーは、「故アン・ソンギさんは、演技に対する深い使命感と一貫した誠実さで、韓国の大衆文化の歴史と共に歩んできた方。彼の演技は常に人と人生に向かっていて、多くの作品を通じて、時代と世代を超えて深い感銘と癒しを与えてくれた」と振り返った。

「彼は俳優である以前に、人としての品格と責任を何より大切にし、先輩・後輩の芸術家たちと現場を尊重してきた真の『国民俳優』だった。当社は突然の悲報に接し、謹んで哀悼の意を表す」と伝えた。

葬儀は、シン・ヨンギュン芸術文化財団と韓国映画俳優協会の主管で、映画人葬として執り行われる。遺体安置所はソウル聖母病院葬儀場31号室。出棺は9日午前6時で、カトリックの追悼ミサを行った後、午前7時に告別式が行われる予定だ。

 

WOW!Korea提供

2026.01.05