当時、ハン・ユジンも「開かれた可能性で多くの考えを皆一緒にしている」とし、「ファンと大衆が望む最善の選択をするのではないかと思うが、まだ決まったことは何もない」と話した。あわせてパク・ゴヌクは「メンバー9人全員が『ZEROBASEONE』を大切に思っている」として、「今はチームとしてつながっているが、人間的にも9人はつながりが強い。だから今後もファンの方々が（延長が実現するかどうかに関わらず）僕たち9人がいつでも笑って騒ぐ姿を見守っていただけるだろう」と強調した。

それから約3カ月が経った時点で、活動延期の発表が電撃的に行われた。WAKEONEは「活動延長の決定はチームに対する深い愛情と「ZEROSE」の変わらない大きな愛に心から応えようとメンバーが意を集めたもの」だとし、「メンバーは感謝の気持ちを音楽とステージに伝えるため、心を一つにアンコールコンサートと新譜を準備している」と説明した。

ファンは活動延長の知らせを喜びながらも、短い期間に対する残念な気持ちを見せている。先だってMnetアイドルサバイバル番組を通じて誕生したプロジェクトグループの中では、「Girls Planet」を経て2022年1月にデビューしたガールズグループ「Kep1er」が活動期間終了後、マシロとカン・イェソを除く残りのメンバーが延長に合意し、7人体制で再出発している。当初、昨年7月に解散するところだった「Kep1er」は、依然として韓国内外で活発な活動を繰り広げている。いつの間にか再出発から1年が過ぎた。

たとえ“超短期”であっても、ボーイズグループの中では「ZEROBASEONE」が活動延長に成功した初めての事例だ。「ZEROBASEONE」が「BOYS II PLANET」のデビュー組「ALPHA DRIVE ONE」と活動を共に続けていく絵が演出されるのかも関心事だが、二つのチームはたったの2カ月だけ共存する予定だ。「ALPHA DRIVE ONE」は来年1月12日に正式デビュー日を決めた。

ある歌謡界の関係者は「それぞれのメンバーの現所属事務所らが『ZEROBASEONE』の活動終了後に備えてすでに個別の計画を準備している状況で、長期的な契約延長は現実的に容易ではなかったはず」と示唆した。続けて彼は「男性アイドルは女性アイドルに比べて音盤販売量が相対的に強いだけに、個別活動にも十分な成果を出せるという現所属事務所らの自信も作用したのだろう」と付け加えた。

 

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