イ・ジュノ(2PM)主演「テプン商事」完成度抜群の予測不能エンディングTOP4は

※あらすじ・ネタバレが含まれています。

tvNの土日ドラマ「テプン商事」は、毎話オープニングで90年代の人気ドラマを副題に引用し、話題を集めている。さらに毎回スリリングなエンディングで「神エンディング続出」や「名エンディング量産ドラマ」と呼ばれるほど。ここでは視聴者の間で特に印象に残った名シーンTOP4を振り返る。

#1 トラックの前に横たわるカン・テプン──「アスファルトの男」風エンディング

カン・テプン(イ・ジュノ)は、かつてダンスと歌でアックジョンを制した熱い青春だったが、IMF危機を機に人生が一変。父(ソン・ドンイル)が守ってきた会社を継ぐため夢を諦め、「テプン商事」の社員として再出発した。
納品先で異変を感じた彼は、直感的に「トラックを止めねば」とアスファルトに身を投げ出す。降り注ぐ雪が花びらのように見え、父の言葉「花は散るのではなく、実を結ぶために闘っている」が脳裏をよぎる──。父を想う涙とともに幕を閉じたこの回は、強い余韻を残した。

#2 “商社マンになってくれますか?”──愛の告白より胸を打ったスカウトの一言

倒産危機の中、社員が次々と辞めていくテプン商事。全てを失ったように見えた夜、テプンがオ・ミソン(キム・ミナ)に手渡したのは廃業届ではなく、自身が社長に就任した名刺だった。
そして「テプン商事の“商社マン”になってくれますか?」とまっすぐに提案。
月明かりの下、希望の灯がともる──恋愛よりも熱く感動的な“プロポーズ”シーンとして語り継がれている。


#3 “手のひらスタンプ”──闇金業者の前でも折れないテプンの胆力

安全靴メーカー「シューパク」の社長パク・すユンチョル(チン・ソンギュ)が借金で追い詰められる中、テプンは「7,000足を売って1億ウォンで返す」と宣言。
借用書の中央に手のひらを丸ごと押し付けるようにハンコを押すシーンは、観る者のドーパミンを爆発させた。彼の“商社マン魂”が最高潮に達した瞬間だった。

#4 50ドルの“わいろ疑惑”で警察沙汰?で警察沙汰?──緊張感MAXのタイ出張エンディング

新製品“ヘルメット”の輸出先を求めて訪れたタイ。ところが、コ・マジン(イ・チャンフン)が通関職員に「昼食でも」と50ドルを渡したことで事態が急変。
ミソン(キム・ミナ)は「それは賄賂よ」と制止するも聞き入れられず、夜には警察がホテルを急襲。CCTV映像でマジンの行為が確認され、拘束されてしまう──。
先の読めない緊迫の展開で、視聴者の期待を次回へとつないだ。

 

WOW!Korea提供

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2025.11.03