俳優キム・スヒョン側、「故キム・セロンさんの立場文の内容は虚偽」…事実が明らかになっても続く2次加害

キム・スヒョンの法律代理人である法務法人フィルのコ・サンロク弁護士は4日、自身のブログに載せた立場文を通じて「ドラマ『涙の女王』が放送された時期、故人がSNSに載せたが直ちに削除した『故人と俳優が顔を合わせた写真』は実は2020年2月(故人が大学2年生になった時点)に撮影されたもの」と明らかにした。

コ弁護士は「俳優(キムスヒョン)のiPadには問題の写真とともに隣接した他の写真が残っており、この一連の写真を通じて数日間隔の前後撮影日が確認された。 その結果、問題の写真は2020年2月18日から23日の間に撮影されたものと特定された。 このiPad自体を捜査機関にそのまま提出し、この事実を立証することができた」と説明した。

立場文の草案に対しては「この事件の発端は2024年3月25日、故人が友人に送ったカカオトーク対話に残っていた偽りの立場文草案だった」として「その写真を『故人が2016年(高校1年生)の時に撮った写真』と主張する非常に重大で明白な虚偽が含まれていた。 そしてこの写真は「故人が中学校3年生の時から大学3年生までキム・スヒョンと交際した」という虚偽主張の唯一の根拠として引用された」と明らかにした。


コ弁護士はキム・セロンさんが知人および関係者と交わした対話内容を根拠に挙げ「故人は当時、誰かの助けを受けて準備したと見られる虚偽の立場文草案を外部に発表する考えが当初なかったと見られる」と推測した。 続けて彼は「万一、虚偽の立場文が当時そのまま発表されたとすれば、該当写真が2016年に撮影したという主張が偽りであることが直ちに明らかになっただろう。 これを知らないはずがない故人が虚偽の立場文の発表を強行する理由はなかっただろう」とし、「それにもかかわらず当時発表することもできないこの虚偽の立場文はある種の理由で準備され、それは1年後に今回の事件の端緒になった」と書いた。
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2025.10.04