K-POPコンサートが2万円突破にファンたちは“揺れる”…「BTS」「ENHYPEN」ら所属HYBEはなぜチケット価格を引き上げたのか?

成功したアイドルの基準であり、K-POPファンたちが最も好む会場KSPO DOMEは、文化芸術イベントの場合、施設利用料として平日109万7000ウォン(約10万9700円)~193万7000ウォン(約19万3700円)、週末および祝日142万5000ウォン(約14万2500円)~251万8000ウォン(約25万1800円)を受け取る。これは、新型コロナの期間を含む数年間、変動なしに正札制で運営されている。オリンピックホール、オリンピックハンドボール競技場、YES24ライブホールなど他の会場も施設利用料は大きな変動がない。

それにも関わらず、K-POPコンサートチケット価格が毎年上がる理由は何だろうか。業界関係者たちは、「チケットの値上げは不可避な選択」と口をそろえた。韓国大衆音楽公演産業協会のコ・ギホ副会長は、韓国メディアの取材に「施設利用料は製作費で10%程度を占める。利用料がそのままでも、それ以外に付加使用料はすべて上がった。また、アーティストのギャランティーが新型コロナ前後でかなり差がある。公演製作費もかなり多くの部分を占めて、プロダクション費と照明、構造物など舞台取り付け費や人件費がかなり上がった」と伝えた。

続けて、「舞台設置作業は徹夜で続く。過去に比べて、夜間手当がかなり上がったため、人件費への負担が相当である」と明かした。そのため、最近公演でセットステージの代わりにLEDがかなり使われるという。また、構造物なら高空作業なので、危険手当まで追加される。加えてコンサートの警備が過去に比べて2倍以上に増えてフェンス、案内板など安全対比のためのすべての費用、運営に必要な製作物が増えてチケット値は上昇するしかないという。

 

WOW!Korea提供

2025.09.24