MBCの気象キャスター、故オ・ヨアンナさんが亡くなって1年が経った。
故オ・ヨアンナさんは、昨年9月15日に息を引き取った。享年28歳。
故人の死亡と関連した経緯は、3か月後である昨年12月10日に知らされた。故人の携帯電話から、17枚の分量の遺書が発見され、職場内いじめ疑惑が提起された。
遺族側は、昨年12月、ソウル中央地裁に、MBCの気象キャスターA氏を相手に、職場内いじめによる損害賠償請求訴訟を提起した。遺族側は、訴状で、特定の同僚気象キャスターを名指しし、オ・ヨアンナさんが、2021年10月から昨年9月の死去直前まで、約2年間、同僚などの暴言や不当な指示を受けたと主張した。
雇用労働部は、5月19日、MBCに対する特別勤労監督の結果を発表し、「故人に対するいじめ行為があったと判断した」と明らかにしたが、勤労基準法上、勤労者と認定するのは難しいと判断した。雇用部が、故人を勤労者と認定しないことにより、故人は、勤労基準法(第76条の2)上、「職場内いじめ」規定の適用を受けることはできない、
その後、MBCは、気象キャスター1人を除いた残りの3人と再契約をした。雇用労働部の特別勤労監督調査の結果と、内部調査結果を総合的に検討し、4人中1人と契約解除し、残りの3人とは再契約することと判断したものと解釈される。
遺族は、8日から、ソウル・マポ(麻浦)区にあるMBCの社屋前で、断食デモ中。故人の母親チャン・ヨンミさんは、MBCの謝罪と再発防止対策などを要求し、断食に乗り出した。
これに先立ち、オ・ヨアンナさんの実兄A氏は、自身のSNSを通じて、MBCに遺族側の要求案を伝達し、問題解決を追求したが、回答を聞くことができなかったと明らかにした。要求案には、MBC社長の公式謝罪および再発防止対策発表、オ・ヨアンナさんの名誉社員証の授与、社内追悼スペースの用意、気象キャスターの正規職化などが含まれたという。
15日午後7時、MBCの前では、故オ・ヨアンナさんの追悼文化祭も非RCAれる予定。
■自殺を防止するために厚生労働省のホームページで紹介している主な悩み相談窓口
●こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556
●よりそいホットライン:0120-279-338、岩手県・宮城県・福島県から:0120-279-226
●いのちの電話:0570-783-556
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