「フランケンシュタイン」キュヒョン(SUPER JUNIOR)&パク・ウンテ、 舞台の感動スクリーン…「公演のように楽しんでほしい」


「ミュージカルを映像で残すということは、僕が舞台に立つ一番若い時代を記録することなので意味があると思います」(歌手兼ミュージカル俳優「SUPER JUNIOR」キュヒョン)

「僕の舞台を映像で初めて見たので『僕があんな演技をしたんだ』と思って不思議で面白い経験でした」(ミュージカル俳優パク・ウンテ)

ミュージカル「フランケンシュタイン」で熱演したパク・ウンテとキュヒョンの演技を生き生きとした映画館映像で見ることができるようになった。18日に公開される「フランケンシュタイン:ザ・ミュージカルライブ」は昨年ソウルのブルースクエアで上演したミュージカル「フランケンシュタイン」の10周年記念公演の舞台を盛り込んだ実況映画だ。

9日、ソウルMEGABOXソンス(聖水)店で開かれた映画「フランケンシュタイン:ザ・ミュージカルライブ」懇談会でパク・ウンテは「舞台で見ることができない変わった表現を経験できるということが映画の大きな強み」とし「演出意図が加わり場面ごとにクローズアップや構図が変わり、舞台では感じられなかった新しい解釈と感動をスクリーンを通じて確認することができた」と明らかにした。


キュヒョンは「撮影が事前に公示されるので台詞やナンバーでミスがあってはならないという緊張感が伴う」として「むしろ、こっそり撮影した方がより自然になりそうだ」と話し笑った。

ミュージカル「フランケンシュタイン」は19世紀、死なない軍人を作ろうとした科学者ビクター・フランケンシュタインと彼の実験で生まれた怪物の物語を描いた作品だ。主演俳優6人は全員1人2役を演じて演技する。 キュヒョンは天才科学者ビクターと卑劣な格闘場の主人であるジャックを、パク・ウンテは堅固な信念を持った軍医アンリとビクターによって創造され絶望と怒りを抱くようになった怪物を交互に演技する。

パク・ウンテは作品を見る時、最も重要なポイントとして「1人2役構成」を挙げた。彼は「単純に1人2役ではなく、怪物が体験する残酷な世の中の残像」とし「1幕でアンリが見た記憶の中の顔がビクターの顔で現れるのは、実際には別の人物だがアンリの頭の中に投影された姿であるため」と説明した。続けて「このような脈絡を知れば作品を知らない観客もなぜ1人2役を選んだのか興味深く理解できるだろう」と付け加えた。

劇場上映に最適化された13台のマルチカメラ映像とドルビーアトモス立体サウンドは強烈な没入感を与える。パク・ジェソク監督は「俳優たちの呼吸と感情を観客によく伝えることを演出の目標とした」として「ドルビーアトモスサウンドを通じて台詞と歌をより一層生き生きと立体的に聞こえるようにしたかった」と説明した。

公演の実況映像は、舞台と映画の境界を崩している。EMKミュージカルカンパニーのキム・ジウォン副代表は「この間、多くの作品の映像化作業をしながら撮影技術にもノウハウができた」として「今後は公演実況映像が映画界でも一つのジャンルとして認められるのではないかと思う」という見解を明らかにした。

主演俳優たちは、映画を観覧する時も実際の公演のように楽しんでほしいと伝えた。キュヒョンは「今回の映画はどの座席でもオペラグラスをしたように生々しい場面を見ることができる」と強調した。パク・ウンテは「ミュージカル公演が終われば拍手をして歓呼するように、劇場でも舞台を見るような気分で観覧してほしい」と話した。

 

WOW!Korea提供

2025.09.11