韓国発<精神(メンタル)崩壊>サスペンス・スリラー『侵蝕』、クォン・ユリ&クァク・ソニョン&イ・ソルが鮮烈な変貌を遂げて圧倒的な演技を披露!監督からのコメントも到着!

本作のメガホンを取ったのは『慶州』の制作に携わったキム・ヨジョン監督と、『哀しき獣』で助監督を務めたイ・ジョンチャン監督。別々に脚本を作成していたのだが、互いの物語に登場するキャラクターなどに共通点が見つかり、共同監督として新たな作品を誕生させた。20年という時の隔たりを軸に、登場人物たちの心のひずみや衝突を緻密に編み込んだ構成が光り、緊張感あふれるストーリーテリングで注目を集めた。

イ・ジョンチャン監督は「この物語の核心は、“母性”と“人間性”にあります。人は生まれながらにして悪なのか?本性はコントロールできるのか?本当の“家族”とは何なのか?この映画が投げかける問いは、尽きることがありません」と語り、キム・ヨジョン監督は「登場人物たちはそれぞれ“母性”という領域に存在し、常に試されている。母性が本能なのか、それとも社会が押し付けたものなのか、その答えは観る人に委ねられます。本作を通じて、母性の持つさまざまな形を描きたかったのです」と付け加えた。


キャスティングに関しては互いに「ユリは『少女時代』のメンバーとして世界的な人気を博していてスターのイメージですが、実際にお会いした時にトップスター特有の孤独さを感じました。他の人は知らない自分だけの感情を持っている姿がミンと合うと思いましたし、今までのイメージを覆してみたいという気持ちもありました。ソニョンは、ドラマスペシャル『普通のジェファ』を見てほれました。明るくて活気あふれるイメージでしたが、ソニョンの顔を見た時、同時にクールビューティーさを感じ、その部分でご一緒できたらと思っていたところ、チャンスがやってきて光栄でした。ソルは、演技力が高いことは知っていました。クールな方と思っていましたが実際にお会いすると、凄く愛嬌(あいきょう)があるんですよ。とても明るいですが、何かを隠しているような感じが、ヘヨンと合うなと思いキャスティングしました。ソユは、大人に劣らない本当に素晴らしい演技をする俳優さんで、ソヨン役はとても難しい役割だったので、ソユじゃないと駄目だという気持ちでした」と答えた。

3人の関係性が交差していく中で、狂気が日の目を浴びるとき、3人のこれまでの印象が180度覆る映画『侵蝕』は、9月5日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開。

脚本/監督:キム・ヨジョン、イ・ジョンチャン 出演:クォン・ユリ(少女時代) 「仮釈放審査官 イ・ハンシン」、クァク・ソニョン「ムービング」、イ・ソル「D.P. -脱走兵追跡官-」、キ・ソユ「私たちのブルース」
2025年/韓国/韓国語/112分/カラー/2.39:1/5.1ch/原題:侵犯/英題:SOMEBODY/字幕翻訳: 平川こずえ/G  配給:シンカ
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9月5日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー

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2025.08.12