「インタビュー」俳優アン・ボヒョン、映画「悪魔が引っ越してきた」で挑んだ新たなキャラクターへの思い

キャラクターとは別に、作品だけが与えるヒーリングの魅力に引かれて出演したという。アン・ボヒョンは「ギルグというキャラクターが世の中にいそうだという気もしたし、仕事に追われて自分の傷を表に出さずに隠れている感じを与える人物だと思いました。そのようなギルグがソンジに出会って誰かを助けてあげられるんだと気付いていくポイントもあったし、人に接する方法や出会いにおいて体験できなかった不器用な感じがギルグという人物の中から出てきたと思います。これまでの人生でそのように暮らしたことはないので、ギルグの立場でソンジの家族から得る力もあっただろうし、仕事をして道に迷ったギルグがソンジの家族に出会って癒される感じもしました」と語った。

「悪魔が引っ越してきた」は公開前は「2時のデート」というタイトルで知られていた作品で、撮影を控えてイム・ユナの相手役がアン・ボヒョンに交替するということがあった。

当初の俳優が降板してから新たに合流する過程に負担がなかったのか尋ねるとアン・ボヒョンは、「実は私はその話題について知らなかったし、会社を通じて後から知ったんです」と話し始めた

続けて「本作の制作会社は私が個人的にファンだった会社でもあったんですが、台本をいただいて読むことになり、その話題について知る前からこのキャラクターをしてみたいと思っていました。男性美が強くて外的に強く見える役はドラマでたくさん演じてみましたが、そのような点で私にもこの役割が挑戦だと思ったし、このような姿もやはり私の中にあるのではないか、具現化してみることができるのではないかと思ったんです。それを研究してうまく挑戦すれば、今後の私に役立つのではないかと思って臨みました」と伝え、注目を集めた。

 

WOW!Korea提供

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2025.08.07