今秋は恋と友情の狭間の巧妙な綱引きをするラブストーリーが韓国ドラマ界を占領している。
オンスタイルドラマ「初めてだから」とtvNの新月火ドラマ「風船ガム」は友達と恋人関係に陥る男女間のロマンスを描いている。
韓国ドラマ「初めてだから」は10年来の親友ユン・テオ(「SHINee」ミンホ)とハン・ソンイ(パク・ソダム)、ソ・ジアン(キム・ミンジェ)の三角関係を描いている。「ロマンスが必要」シリーズを成功させたイ・ジョンヒョ監督とチョン・ヒョンジョン作家の新作である「初めてだから」は初めてだからすべてに疎く不安だが、最も熱い瞬間を過ごし一層成長していく20代のストーリーを伝えている。
劇中、幼少期から同じ街に住む“ベストフレンド”テオ、ソンイ、ジアンは二十歳、青春真っ只中だ。テオはソンイが初恋で昔から片思いをしてきたが、「世の中は広く、美しい女性も多い」と言い聞かせ、初恋ソンイから抜け出そうとする。しかし、合コンで出会った美女リュ・セヒョン(チョン・ユジン)を前にしても、ソンイに何かあれば「僕がハン・ソンイの彼氏だ」と叫び、ソンイの代わりに戦う、相変わらず特別な男友達だ。
一方のテオの初恋ソンイはもう一人の親友ジアンに片思いしている。ソンイは「いまのままが美しい」というジアンの言葉に顔が赤くなるほど、ジアンのことが好きなのだ。しかし、ジアンは自身が処した状況のせいで恋愛は贅沢だと感じ、ソンイとの関係を適当な心情で表現し、適当に責任を負う“Some(友達以上恋人未満のグレーな男女関係)”を作っている。
韓国ドラマ「風船ガム」もやはり、恋と友情の狭間に置かれた男女間のロマンス劇だ。幼少期から家族のように育った2人の男女の純粋な恋を描く爛漫ラブストーリー。優れた容姿に実力も兼ね備えた韓医師パク・リファン(イ・ドンウク)とラジオプロデューサー8年目のキム・ヘンア(チョン・リョウォン)が友人関係から互いの気持ちを確認し合うまでの過程を甘く描き出す予定だ。
劇中、漢方病院の医師リファンは誰にでも温かい男だが、唯一、飾らないでもいられる人がいる。それは物心ついた時から一緒にいたヘンアだ。リファンは父親なしに一人で自分を育てるため忙しく生きてきた母ソニョン(ペ・ジョンオク)、幼少期からリファンの家に一緒にいてくれたヘンア、2人の幸せを願うことが生き甲斐だ。
しかし、最近、ヘンアが極秘恋愛をしていることで、リファンはヘンアのことが気になる自分自身を発見する。ヘンアのことを家族として心配しているのか、それ以上の感情を感じているのか、戸惑うリファンは自身の気持ちを確認するため、ヘンアとキスをする。リファンは自身の感情が確実に恋だということを悟りヘンアに近づくが、ヘンアはリファンの手を握ってもいいものなのか混乱に陥る。果たして幼友達だったリファンとヘンアが恋人に発展するのか、26日にベールを脱ぐ「風船ガム」に視聴者の期待感が高まっている。
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